丑木 幸男(うしき ゆきお、1944年3月17日 - )は、日本の地方史学者、国文学研究資料館総合研究大学院大学名誉教授

群馬県高崎市生まれ。群馬県立高崎高等学校東京教育大学文学部史学科日本史学専攻卒業。群馬県立武尊高等学校群馬県立渋川女子高等学校群馬県立中央高等学校、群馬県史編纂室を経て、国文学研究資料館史料館長・教授・総合研究大学院大学教授。2006年定年退官、名誉教授。94年「石高制確立と在地構造 上州沼田藩を事例として」で筑波大学文学博士。日本近代地方政治史の研究を専門とする[1]

著書

編集
  • 岡登用水史』岡登堰土地改良区 1992
  • 磔茂左衛門一揆の研究』文献出版 1992
  • 『蚕の村の洋行日記 上州蚕種業者・明治初年の欧羅巴体験』平凡社 セミナー「原典を読む」 1995
  • 『石高制確立と在地構造』文献出版 1995
  • 『地方名望家の成長』柏書房 2000.11.
  • 『志士の行方』同成社近現代史叢書 2001
  • 『評伝高津仲次郎』群馬県文化事業振興会 2002.11.
  • 『近代政党政治家と地域社会』臨川書店 原典講読セミナー 2003
  • 『戸長役場史料の研究』岩田書院 近代史研究叢書 2005
  • 『群馬県兵士のみた日露戦争みやま文庫 2008

共編著

編集
  • 『代官岡上景能萩原進共著 新人物往来社 1976
  • 『大正用水史』編 大正用水土地改良区 1983
  • 『群馬県の百年』宮崎俊弥共著 山川出版社 県民100年史 1989
  • 『上野国郡村誌 18 総索引』編 群馬県文化事業振興会 1991
  • 『上野国郷帳集成』編 群馬県文化事業振興会 1992
  • 『上野国寺院明細帳』全8巻 編 群馬県文化事業振興会 1993-98
  • 『群馬県の歴史』西垣晴次山本隆志共編 山川出版社 県史 1997、新版2013
  • 『高津仲次郎日記』全3巻 編 群馬県文化事業振興会 1998-2000
  • 『上野国神社明細帳』全25巻 編 群馬県文化事業振興会 1999-2011

論文

編集

脚注

編集
  1. ^ 『群馬県兵士のみた日露戦争』著者紹介