上田健一 (ジャーナリスト)

日本のジャーナリスト

上田 健一(うえだ けんいち、1927年2月2日 - 2016年10月18日[1])は、毎日新聞主筆であり、毎日新聞社元社友。また「日本エッセイスト・クラブ」元理事長

人物

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秋田県秋田市出身[2]。1951年早稲田大学政治経済学部卒業。読売新聞渡邉恒雄とは東京大学新聞研究所(現・東京大学大学院情報学環教育部)の同期で、長きに渡る交友がある。1951年4月毎日新聞東京本社入社[2]。社会部および政治部記者としてキャリアを積み、同社北米総局次長、ワシントン支局長、政治部長、論説委員長、大阪副代表兼編集局長を経て[2]1980年同社取締役に就任、同年主筆兼東京本社編集局長[2]1983年1月より同社顧問[2]1965年より1990年まで、随時TBS系列の「JNNニュースコープ」などの番組でニュースキャスターとして出演。その他TBSラジオ「トピック解剖」[2]、TBSテレビ「テレポートTBS6」の「今日のアングル」コーナー、「モーニングジャンボ奥さま8時半です」コメンテーターなど出演[2]1989年4月より10年間桐朋学園大学教授

西山事件発覚時の政治部長であり、山崎豊子の小説『運命の人』に登場する毎朝新聞政治部長・司脩一のモデルである[3]

脚注

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  1. ^ “訃報 上田健一さん89歳=毎日新聞社元取締役主筆”. 毎日新聞. (2016年10月22日). https://mainichi.jp/articles/20161023/k00/00m/060/019000c 2016年10月22日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g 河北新報 1983年3月19日 24面「登場」コーナー
  3. ^ 渡邉恒雄「私はTBS『運命の人』に怒っている!」サンデー毎日2012年2月19日号

参照

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  • 「人事興信録」(2009年6月現在の最新版)

外部リンク

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