上斎原スペースガードセンター
上斎原スペースガードセンター(かみさいばらスペースガードセンター、KSGC)は、岡山県苫田郡鏡野町上齋原1537−8にあるスペースデブリを観測する施設である。
概要
編集一般財団法人日本宇宙フォーラム (JSF) が設立し、2004年(平成16年)3月に完成した[1]。2017年(平成29年)4月にJAXAへ移管した[2]。日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター[3]構内の人形峠アトムサイエンス館の隣接地にある。
主な利用者は宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の追跡ネットワーク技術センター SSAシステムプロジェクトチームである。
観測設備
編集2023年(令和5年)にレーダーをリニューアルし、従来は高度650kmで直径1.6mの物体を観測する性能であったが、直径約10cmの物体まで観測可能なレーダーの運用を開始した[2][4]。
レーダー
編集脚注
編集出典
編集- ^ “沿革|一般財団法人日本宇宙フォーラム(ウェブサイト)”. 一般財団法人日本宇宙フォーラム. 2024年10月4日閲覧。
- ^ a b c “JAXA|宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技術センター”. track.sfo.jaxa.jp. 2024年10月4日閲覧。
- ^ 地域への協力 - JAEA
- ^ “JAXA|宇宙航空研究開発機構 追跡ネットワーク技術センター”. track.sfo.jaxa.jp. 2024年10月4日閲覧。
- ^ “宇宙状況把握(SSA)システム|JAXA”. JAXA. 2024年10月5日閲覧。
- ^ a b “JAXA | 宇宙状況把握(SSA)システム”. JAXA | 宇宙航空研究開発機構. 2024年10月4日閲覧。