上原 昭二(うえはら しょうじ、1927年(昭和2年)12月7日 - )は、日本実業家大正製薬名誉会長。東京府出身。

うえはら しょうじ

上原 昭二
生誕 土屋 昭二
(1927-12-07) 1927年12月7日(97歳)
東京府
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京薬学専門学校
職業 実業家
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来歴・人物

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内務省技師・土屋澄男の次男として生まれる。土屋義彦は兄。

父が急性肺炎で死去し、母・初江は子どもを残して家を去ったため、昭二は澄男の妹・小枝とその夫上原正吉の養子となる[1]

東京薬学専門学校(現:東京薬科大学)卒業後、1948年(昭和23年)、大正製薬所(現:大正製薬)に入社[1]。1950年には23歳の若さで取締役に選任され、1957年に副社長、1973年に社長[1]。1982年に婿養子・上原明に社長を譲り、会長となる[1]

2017年(平成29年)11月3日、昭二により寄付を受けた近代絵画コレクションを展示する「上原近代美術館」と正吉・小枝夫妻の寄付による仏教美術を展示する「上原仏教美術館」を一つにして「上原美術館」が開館した。

家族・親族

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略歴

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  • 1948年4月 大正製薬所(現:大正製薬)入社
  • 1950年5月 同社 取締役
  • 1951年5月 同社 代表取締役
  • 1971年5月 同社 代表取締役副社長
  • 1973年5月 同社 代表取締役社長
  • 1982年6月 同社 代表取締役会長
  • 2008年6月 同社 名誉会長

著書

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  • 上原昭二『絵画に魅せられて―上原昭二とコレクション』上原近代美術館、2012年9月。ISBN 978-4763012265 

脚注

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  1. ^ a b c d 菊地 2010, p. 170.

出典・参考文献

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