上今泉 (海老名市)
神奈川県海老名市の地名
上今泉(かみいまいずみ)は、神奈川県海老名市にある地名。現行行政地名は上今泉一丁目から上今泉六丁目、および住居表示未実施の大字上今泉からなる。
上今泉 | |
---|---|
町丁・大字 | |
秋葉山古墳群第一号墳 | |
北緯35度27分59秒 東経139度23分58秒 / 北緯35.466383度 東経139.399583度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 海老名市 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 13,034 人 |
世帯数 | 5,458 世帯 |
面積([2]) | |
1.86 km² | |
人口密度 | 7007.53 人/km² |
設置日 | 1889年(明治22年)4月1日 |
郵便番号 | 243-0431[3] |
市外局番 | 046(厚木MA)[4] |
ナンバープレート | 相模 |
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地理
編集市内北部の目久尻川右岸に位置し、座間丘陵から相模平野にかけて広がる。地内は住宅地がほとんどであるが、西部には水田が広がる。
東で柏ケ谷、南で国分北および泉、西で下今泉、北で座間市入谷西・座間市入谷東・座間市西栗原および座間市南栗原とそれぞれ接する(特記ないものは海老名市)。
面積
編集面積は以下の通りである[2]。
大字・丁目 | 面積(km2) |
---|---|
上今泉 | 0.40 |
上今泉一丁目 | 0.22 |
上今泉二丁目 | 0.21 |
上今泉三丁目 | 0.21 |
上今泉四丁目 | 0.27 |
上今泉五丁目 | 0.29 |
上今泉六丁目 | 0.26 |
計 | 1.86 |
河川
編集地価
編集住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、上今泉6-5-11の地点で15万4000円/m2となっている[5]。
歴史
編集地名の由来
編集「今泉」の名は、常に水の湧いている場所を意味するとされる。
沿革
編集- 江戸時代 - 高座郡今泉村が分村、高座郡上今泉村成立。
- 1868年(明治元年) - 上今泉村、神奈川府を経て神奈川県に所属。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により高座郡海老名村大字上今泉となる。
- 1931年(昭和6年)4月29日 - 相模鉄道相模線(現:JR相模線)開通、地内に上今泉停留場開業。
- 1940年(昭和15年)12月20日 - 海老名村が町制施行し、海老名町となる。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 上今泉停留場が営業休止。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 相模鉄道相模線国有化時に上今泉停留場廃止。
- 1971年(昭和46年)11月1日 - 海老名町が市制施行し、海老名市となる。
- 1976年(昭和51年)1月1日 - 中央部で住居表示実施、上今泉一丁目 - 五丁目成立(五丁目の一部は住居表示未実施)[6]。
- 1983年(昭和58年)11月1日 - 東部で住居表示実施、上今泉六丁目成立[6]。
- 1985年(昭和60年)2月13日 - 上今泉五丁目の一部で住居表示実施[6]。
- 2006年(平成18年)2月13日 - 上今泉五丁目の一部で住居表示実施[6]。
- 2017年(平成29年)2月13日 - 大字上今泉の南部で住居表示実施、泉一丁目・二丁目として分立[7][8]。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
上今泉一丁目 | 1976年1月1日 | 大字上今泉 |
上今泉二丁目 | ||
上今泉三丁目 | ||
上今泉四丁目 | ||
上今泉五丁目 | ||
上今泉六丁目 | 1983年11月1日 |
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)1月1日現在(海老名市発表)の世帯数と人口は以下の通りである。なお、大字上今泉は秘匿の為、二丁目に合算されている[1]。
大字・丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上今泉一丁目 | 805世帯 | 1,963人 |
上今泉・上今泉二丁目 | 1,165世帯 | 2,580人 |
上今泉三丁目 | 508世帯 | 1,258人 |
上今泉四丁目 | 991世帯 | 2,595人 |
上今泉五丁目 | 1,036世帯 | 2,490人 |
上今泉六丁目 | 953世帯 | 2,148人 |
計 | 5,458世帯 | 13,034人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[9] | 12,442
|
2000年(平成12年)[10] | 12,414
|
2005年(平成17年)[11] | 12,429
|
2010年(平成22年)[12] | 12,716
|
2015年(平成27年)[13] | 12,770
|
2020年(令和2年)[14] | 13,015
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[9] | 3,905
|
2000年(平成12年)[10] | 4,276
|
2005年(平成17年)[11] | 4,583
|
2010年(平成22年)[12] | 4,852
|
2015年(平成27年)[13] | 5,027
|
2020年(令和2年)[14] | 5,348
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年12月時点)[15]。
大字・丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
上今泉 | 1633~2044 | 海老名市立今泉小学校 | 海老名市立今泉中学校 |
上今泉一丁目 | 全域 | 海老名市立上星小学校 | |
上今泉二丁目 | 全域 | ||
上今泉三丁目 | 全域 | ||
上今泉四丁目 | 全域 | ||
上今泉五丁目 | 全域 | ||
上今泉六丁目 | 20~39番 47番~51番 |
海老名市立柏ケ谷中学校 海老名市立今泉中学校(選択可能) | |
1~19番 | 海老名市立杉本小学校 | 海老名市立柏ケ谷中学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]。
大字・丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
上今泉 | 4事業所 | 125人 |
上今泉一丁目 | 28事業所 | 228人 |
上今泉二丁目 | 31事業所 | 143人 |
上今泉三丁目 | 26事業所 | 305人 |
上今泉四丁目 | 43事業所 | 335人 |
上今泉五丁目 | 19事業所 | 105人 |
上今泉六丁目 | 40事業所 | 237人 |
計 | 191事業所 | 1,478人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[17] | 203
|
2021年(令和3年)[16] | 191
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[17] | 2,057
|
2021年(令和3年)[16] | 1,478
|
交通
編集鉄道
編集小田急小田原線およびJR相模線が地内を通過するが、駅はない。最寄駅は海老名駅(小田急小田原線・相鉄本線・JR相模線)、座間駅(小田急小田原線)、入谷駅(JR相模線)およびかしわ台駅(相鉄本線)の各駅。
バス
編集- 神奈川中央交通東
- 海老名市コミュニティバス
- 上今泉ルート 海老名駅西口行・かしわ台駅行
- 6丁目の一部を国分ルートも通過しているが、バス停はない。
道路
編集国道
一般県道
- 神奈川県道407号杉久保座間線 - 二丁目・三丁目にかけて南北に走る。
施設
編集上今泉(住居表示未実施)
上今泉一丁目
- 海老名市立上星小学校
- さくらい幼稚園
- 星谷(ほしや)児童公園[18]
- 上今泉高架下公園[18]
- いちご遊園[18]
- 上今泉谷(やと)公園[18]
上今泉二丁目
上今泉三丁目
上今泉四丁目
- 秋葉山古墳群
- 金龍山常泉院 – 曹洞宗[19]
- 上今泉配水池
- 上今泉自然公園[18]
- 上今泉秋葉台自然緑地[18]
- 上今泉第一児童遊園[18]
- 上今泉小桜団地児童遊園[18]
- 上今泉山野(さんや)児童遊園[18]
上今泉五丁目
上今泉六丁目
その他
編集日本郵便
編集参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典14. 神奈川県』角川書店、1984年。ISBN 4040011406。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “オープンデータ「統計えびな-令和4年版-」 B人口” (XLSX). 海老名市 (2023年5月29日). 2023年8月11日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b “海老名市の地区別面積一覧” (PDF). 海老名市. 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b “上今泉の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月9日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
- ^ a b c d “住居表示実施地区を知りたい。”. 海老名市. 2014年1月14日閲覧。
- ^ “海老名駅駅間地区 新名称は「めぐみ町」 扇町北側「泉」も同時施行”. タウンニュース海老名版. (2016年9月16日) 2017年2月17日閲覧。
- ^ 海老名市上郷・下今泉・上今泉の各一部地区及び上郷(海老名駅駅間地区)地区における住居表示の実施 (PDF) - 海老名市
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “海老名市立小・中学校学区”. 海老名市 (2022年12月1日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 海老名の公園 (2021年4月1日版) (PDF) - 海老名市
- ^ 海老名市
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。