上ノ山城
上ノ山城(うえのやまじょう)は、長野県安曇野市豊科田沢にあった日本の城(山城)。標高768メートルにある。安曇野市指定史跡[1][2]。別名は殿山城。
上ノ山城 (長野県) | |
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別名 | 殿山城 |
城郭構造 | 山城 |
天守構造 | 不明 |
主な城主 | 花村氏 |
指定文化財 | 安曇野市指定史跡 |
位置 | 北緯36度18分06.7秒 東経137度56分46.3秒 / 北緯36.301861度 東経137.946194度座標: 北緯36度18分06.7秒 東経137度56分46.3秒 / 北緯36.301861度 東経137.946194度 |
地図 |
概要
編集光城の支城で、光城から田沢川(大沢口)を隔てて南方に対峙する。築城年代は不明。歴代城主は花村氏。戦国時代に上ノ山の尾根道を抑えるために築かれた城である。
全長45メートルの小規模な城であるが、3つの郭と土塁、石積みなど当時の形状をよく伝えている。また、南側に堀割の跡と考えられる窪地、西側に縦堀と考えられる溝も残っている。塩尻峠の戦いで武田晴信により光城が落城した1553年(天文22年)に、刈谷原城などとともに攻め落とされたものと思われる。