三重県道698号津三雲線

日本の三重県の道路

三重県道698号津三雲線(みえけんどう698ごう つみくもせん)は三重県津市から同県松阪市に至る一般県道である。1995年平成7年)に津市側を延長し、「三重県道698号三雲香良洲線」から改称した[3]

一般県道
三重県道698号標識
三重県道698号津三雲線
三重県道698号三雲香良洲線
(旧称)
路線延長 6,991m[1]
陸上区間 6,991m
海上区間 指定なし
制定年 1995年平成7年)[2]
起点 三重県津市
終点 三重県松阪市三雲地域
接続する
主な道路
記法
国道23号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

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路線データ

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  • 起点:津市雲出本郷町字浜垣内1393番9[1]
  • 終点:松阪市曽原町字城前652番6[1](曽原交差点
  • 総延長:6,991.30m[1]
  • 幅員:最小3m、最大32m[1]

沿革

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  • 1959年昭和34年)1月25日、「三重県道698号三雲香良洲線」として路線認定を受ける。当時の指定区間は「一志郡三雲村から一志郡香良洲町まで」であった。[4]
  • 1995年(平成7年)4月1日に三雲香良洲線を廃止し[5]、改めて「三重県道698号津三雲線」を指定した[2]。同日、区域決定が行われ、ルートが確定した[1]

路線状況

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重複区間

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主な道路構造物

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香良洲橋
雲出古川に架かり、津市雲出伊倉津町と同市香良洲町を結ぶ橋。かつては雲出古川の中ほどにのみ橋が架かっており、両岸付近は川の中を歩かなければならなかったという[6]。三重県道575号香良洲公園島貫線と重複する。
香良洲大橋
雲出川に架かり、津市香良洲町と松阪市星合町を結ぶ橋梁。かつては渡船が操業していたが、大正時代に地元の酒屋の寄付により木橋が架けられ、1929年(昭和4年)にはコンクリート製に変わった。[7]老朽化に伴い、2000年(平成12年)に新しい橋が開通したことにより旧橋は撤去された。旧橋のたもとにあった常夜灯道標、「世の見の木」という名のも同年に移設された[8]

雲出川の三角州である香良洲町には上記の他にも「津香良洲大橋」(三重県道754号津香良洲線上)で結ばれている。

利用状況

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平日12時間交通量[9]

地点 交通量
松阪市笠松町 543台
  • 改称前の「香良洲三雲線」時代には、全区間が1964年(昭和39年)3月31日車両制限令第5条第1項に基づき「自動車の交通量がきわめて少ないと認める道路」の指定を受けた[10]

地理

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通過する自治体

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接続する道路

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  • 三重県道754号津香良洲線:津市雲出本郷町
  • 三重県道575号香良洲公園島貫線:津市雲出伊倉津町(香良洲橋西詰)、津市香良洲町(香良洲大橋北交差点)
  • 国道23号:終点

沿線

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  • 津市役所 雲出市民センター
  • JA津安芸 津南部支店雲出店
  • 津市立雲出小学校
  • 津市立雲出幼稚園
  • 明照寺
  • 波氏神社
  • 松阪市立鵲小学校
  • 松養寺 - 8月14日夕方から翌日早朝にかけてカンコ踊りが行われる[11]
  • 松阪市役所 三雲地域振興局

参考資料

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  • 県別マップル24 三重県道路地図』昭文社、2009年3版1刷発行、ISBN 978-4-398-62474-1 、92pp.(47,51ページを参照)
  • 『みえまんなか学のすすめ vol.2』(みえ歴史街道構想津安芸久居一志地域推進協議会、平成14年3月発行)

脚注

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  1. ^ a b c d e f 平成7年4月1日三重県告示第206号
  2. ^ a b 平成7年4月1日三重県告示第204号
  3. ^ 手続き上は「平成7年4月1日三重県告示第204号」で津三雲線を指定し、「告示第205号」で香良洲三雲線を廃止した。
  4. ^ 昭和34年1月25日三重県告示第17号の2
  5. ^ 平成7年4月1日三重県告示第205号
  6. ^ みえ歴史街道構想津安芸久居一志地域推進協議会、2002、26 - 29ページ
  7. ^ みえ歴史街道構想津地域推進協議会『潮風香る三角州の町散歩』(2010年2月15日閲覧。)
  8. ^ Benri's Homepage(津市香良洲町の出来事)』(2010年2月15日閲覧。)
  9. ^ 平成17年度道路交通センサス』(2010年2月15日閲覧。)
  10. ^ 昭和39年3月31日三重県告示第216号
  11. ^ 三重県観光連盟『カンコ踊り(海運寺、松養寺(笠松町))松阪市のイベント情報

関連項目

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外部リンク

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