三宝会
三宝会(さんぽうかい)は、竹下登が小沢一郎の政界における影響力排除を目的として1996年(平成8年)に結成した、大手のメディアや企業の幹部を構成員とする団体。
概要
編集1992年(平成4年)に後ろ盾だった金丸信を失ったことで、田中派の後継者争いに敗れた小沢一郎は、『改革フォーラム21』を発足させた。その1年後、細川連立政権(細川内閣)が誕生し、自民党が下野した。これに危機感を覚えた竹下登は、自らが最高顧問となり、1996年(平成8年)に結成。元参議院議員で政治評論家の平野貞夫によれば、2009年(平成21年)に政権交代が行われるまで続いたという。
組織
編集参考文献
編集- 平野貞夫『平成政治20年史』幻冬舎、2008年。ISBN 4344981049。
- 植草一秀『日本の独立』飛鳥新社、2010年。ISBN 4864100489。