万富駅 (宜蘭県)

台湾宜蘭県三星郷にあった羅東森林鉄路の駅

万富駅(まんふえき、ワンフーえき、繁体字中国語: 萬富車站)は台湾宜蘭県三星郷にかつて存在した羅東森林鉄路太平山森林鉄路羅東線)の

万富駅
萬富
ワンフー
Wanfu
大洲 (4.32 km)
(3.26 km) 三星
地図
所在地 中華民国の旗 台湾宜蘭県三星郷上将路三段
北緯24度40分55.2秒 東経121度41分25.7秒 / 北緯24.682000度 東経121.690472度 / 24.682000; 121.690472
所属事業者 林務局
所属路線 羅東森林鉄路
キロ程 10.24 km(羅東起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1926年5月18日
廃止年月日 1979年8月1日
テンプレートを表示
万富駅(二万五)
各種表記
繁体字 萬富車站(二萬五)
簡体字 万富车站(二万五)
拼音 Wànfù chēzhàn
(èrwànwǔ)
通用拼音 Wànfù Chejhàn
(èrwànwǔ)
注音符号 ㄨㄢ ㄈㄨ ㄔㄜ ㄓㄢ
(ㄦ ㄨㄢ ㄨ)
発音: ワンフー チャーヂャン
(アーワンウー)
台湾語白話字 Bān-pù Chhia-thâu(車頭)
(Jī-bān-gōo)
日本語漢音読み まんふえき
(にまんご)
日本語慣用読み まんとみえき
英文 Wanfu Station
(Erwanwu)
テンプレートを表示

開業時の駅名は二万五(二萬五)で、旅客化前に一帯で運行されていた台南製糖(沖縄製糖の前身)のサトウキビ列車が二万五千株の糖蔗を運搬していた、あるいは収穫量が二万五千斤だったこととされている[1]。 廃止後に駅舎や線路は撤去されたが、2017年4月14日に駅舎が再現されたバス停が供用[2][3]、 また、2014年には付近の住民が民家を駅舎風に改装したカフェ「二萬五車站」を開業させている[4]

沿革

編集
  • 1920年(大正9年)1月6日 - 台南製糖の路線(天送埤以東)を借用して輸送を開始[5][6]
  • 1921年(大正10年) - 天送埤以西が開通[5][7]
  • 1924年(大正13年)1月27日 - 竹林まで延伸し全線開業[6]
  • 1926年(大正15年)5月18日 - 旅客扱い開始に伴い駅を設置[5]
  • 1954年8月15日 - 1950年の地名の改称に伴い[8]、万富に改称[9][10]
  • 1976年 - 大洲とともに無人駅となる[11]
  • 1979年8月1日 - 全線廃止[7]

駅周辺

編集

バス

編集

最寄りの停留所は《萬富》

系統 管轄 事業者 区間 備考
1794 公路客運 国光客運 羅東転運站中国語版羅東駅) - 三星

出典

編集
  1. ^ (繁体字中国語)【林鐵溯源】踏騎森林鐵路,看見農田變遷2014-04-28,森林報
  2. ^ (繁体字中国語)二萬五懷舊車站完工啟用2017-04-15,中華日報
  3. ^ (繁体字中国語)三星鄉萬富居民夢想成真 二萬五懷舊車站完工啟用2017-04-15,iNN/宜蘭新聞網
  4. ^ (繁体字中国語)對森林鐵路深深情感 二萬五咖啡等你來品嚐2015-12-07,聯合報
  5. ^ a b c 戴寶村 (2001). 宜蘭縣史系列 (經濟類(3)宜蘭縣交通史 ed.). 宜蘭縣政府. p. 67. ISBN 9789570289909. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_001_0000408229 
  6. ^ a b 黃雯娟 (2004-12). “日治時代叭哩沙地域的產業開發與人口成長”. 宜蘭文獻雜誌 (宜蘭縣文化局) (第69期 國家.資本.人民與開發專輯(下)): 20. ISSN 1021-4607. http://ws.e-land.gov.tw/001/2015yilan/250/ckfile/92c5c276-f455-4479-9156-4171fd09f831.pdf. 
  7. ^ a b 太平山大事記”. 太平山(林務局羅東林區管理處) (2016年3月1日). 2017年12月3日閲覧。
  8. ^ 黃雯娟 (2000-12). 臺灣地名辭書 ((卷一)宜蘭縣 ed.). 國史館台灣文獻館. p. 337. ISBN 9789570274745. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=022_004_00003149 
  9. ^ 案名:林產局森林鐵路站名改稱案”. 臺灣省政府交通處鐵路管理局. 國家發展委員會檔案管理局. 2022年5月10日閲覧。 “內容摘要︰本案為臺灣省政府交通處鐵路管理局時期,鐵路局呈請交通處核備,有關林產管理局太平山林場森林鐵路二萬五車站,因係由日據時期,根據地方名稱沿用至今,然該「二萬五」三字不雅,故林產局計劃自民國43年8月15日起改稱為萬富車站。”
  10. ^ 蘇昭旭. “台灣的森林鐵路簡介”. 蘇昭旭老師的全球鐵道視野部落格. 2031年3月1日閲覧。
  11. ^ 社區通各社區網站-宜蘭縣三星鄉大洲社區”. 台灣社區通. 2017年12月3日閲覧。

関連

編集

隣の駅

編集
林務局
羅東森林鉄路(羅東線)
大洲駅 - 万富駅 - 三星駅

外部リンク

編集