丁薛祥
丁 薛祥(ていせつしょう[1]、1962年9月13日 - )は、中国の政治家。第20期中国共産党中央政治局常務委員会委員。2023年3月に第14期国務院常務副総理(筆頭副首相)に就任。第19期党中央政治局委員、党中央書記処書記、党中央弁公庁主任、党総書記弁公室主任[2]。
丁 薛祥 | |
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筆頭副首相就任時の丁薛祥氏、2023年 | |
生年月日 | 1962年9月13日(62歳) |
出生地 | 中華人民共和国 江蘇省南通 |
出身校 |
復旦大学 東北重型機械学院(現・燕山大学) |
所属政党 | 中国共産党 |
在任期間 | 2023年3月12日 - 現職 |
最高指導者 | 習近平 |
国務院総理 | 李強 |
在任期間 | 2017年11月15日 - 2023年3月 |
党総書記 | 習近平 |
在任期間 | 2013年5月 - 2023年3月 |
党総書記 | 習近平 |
丁 薛祥 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 丁 薛祥 |
簡体字: | 丁 薛祥 |
拼音: | Ding Xuexiang |
和名表記: | てい せつしょう |
人物・経歴
編集1978年から81年まで東北重型機械学院(現燕山大学)で鍛造工程を専攻したのち、中華人民共和国機械工業部の上海材料研究所で働き、1996年から1999年まで所長を務めた[4]。1999年から上海市政府でテクノクラートとして様々な要職を歴任し、2007年5月に上海市党委員会秘書長となり、2007年3月に上海党委員会書記となった習近平を秘書長として支えた。
2013年に党中央弁公庁に入庁し、副主任として習近平党総書記弁公室主任(最高指導者の首席秘書官)も兼務[4]。2017年に同庁の主任に就任のほか、中国共産党第十九回全国代表大会で中央政治局委員と中央書記処書記に大抜擢されて注目された[1]。中国共産党第二十回全国代表大会で中国共産党中央政治局常務委員会委員に選ばれる[5]。2023年3月12日には全国人民代表大会で国務院副総理(筆頭副首相)に選出された[6]。
脚注
編集- ^ a b “習氏長期支配 礎築く 派閥バランスも考慮”. 東京新聞. (2017年10月26日). オリジナルの2017年10月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ “党弁公庁主任に丁薛祥氏=習氏側近、要職に-中国”. 時事通信社. (2017年10月30日)
- ^ “習近平氏の“秘書”が要職の中央弁公庁主任に昇格 栗戦書氏の後任”. 産経ニュース. (2017年10月31日)
- ^ a b “百度百科-验证”. baike.baidu.com. 2023年4月6日閲覧。
- ^ “中共二十届一中全会公报-新华网”. www.news.cn. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “筆頭副首相に丁薛祥氏 習氏の「側近中の側近」”. 毎日新聞. (2023年3月12日) 2023年3月13日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集 中国共産党
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