ヴラディミール・シュミツェル
ヴラディミール・シュミツェル(Vladimír Šmicer, 1973年5月24日- )はチェコ、ジェチーン出身の元同国代表サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ||||||
ラテン文字 | Vladimír Šmicer | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | チェコ | |||||
生年月日 | 1973年5月24日(51歳) | |||||
出身地 | ジェチーン | |||||
身長 | 180cm | |||||
体重 | 71kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF (SH), FW (ST) | |||||
利き足 | 右足 | |||||
代表歴 | ||||||
1993 | チェコスロバキア | 1 | (0) | |||
1995-2005 | チェコ[1] | 81 | (27) | |||
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集クラブ経歴
編集フランスのランスで頭角を現し、リーグ優勝を経験した。1999年にリヴァプールに加入し、レアル・マドリーへ移籍したスティーブ・マクマナマンに代わり、リヴァプールの7番を背負う。2001/02シーズンにはリヴァプールのFAカップ、リーグカップ、UEFAカップの三冠制覇に貢献した。また2004/05シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のACミラン戦では、負傷したハリー・キューウェルにかわって途中出場し、リヴァプールの2点目となるミドルシュートを決めて優勝に貢献した。[2] その試合がリヴァプールでのラストマッチになり、その後はボルドー、スラヴィア・プラハでそれぞれ2シーズンずつプレーした。
代表経歴
編集攻撃的なポジションならどこでもこなせるユーティリティープレーヤーだった。欧州選手権には3度出場し、3度の大会でゴールを決めた数少ない選手の一人である。EURO96のロシア戦で挙げた同点弾は[3]、チェコのグループリーグ突破を決めるゴールとなった。また、EURO2000では、チェコの大会唯一の勝利となるデンマーク戦の全2ゴールを決めた[3]。さらに、EURO2004でも屈指の好勝負となったオランダ戦で終了間際の勝ち越しゴールを挙げており[3]、レギュラーとしてもスーパーサブとしても大きな存在感を発揮してみせた。怪我により2006ドイツW杯は辞退せざるをえなかったが、[4] この大会でのチェコのグループリーグ敗退は、彼の不在も遠因のひとつといえる。2008年のEURO2008
2009年11月9日、体の限界を理由に現役引退を発表し、翌年に引退試合を開催した。[5]引退後はチェコ代表のスポーツマネージャーとなった。
所属クラブ
編集- 1992-1996 SKスラヴィア・プラハ
- 1996-1999 RCランス
- 1999-2005 リヴァプールFC
- 2005-2007 FCジロンダン・ボルドー
- 2007-2009.11 SKスラヴィア・プラハ
脚注
編集- ^ “Vladimír Šmicer - STATISTIKY REPREZENTANTŮ”. FOTBAL.CZ. 2015年8月20日閲覧。
- ^ “AC Milan 3–3 Liverpool (aet)”. BBC Sport (25 May 2005). 10 November 2009閲覧。
- ^ a b c “Smicer national team”. www.transfermarkt.com 19 March 2017閲覧。
- ^ “Smicer ruled out of Czech squad”. BBC Sport. (1 June 2006) 13 March 2015閲覧。
- ^ Jaromír Novák: Fotbalový Eden slavil: Šmicerovu benefici ozdobilo dvanáct gólů at iDNES.cz, 11 May 2010