ヴィクトル・ピカイゼン
ヴィクトル・アレクサンドロヴィチ・ピカイゼン(ロシア語: Виктор Александрович Пикайзен;ラテン文字転写例:Viktor Aleksandrovich Pikaĭzen、1933年2月15日 - 2023年7月6日[1])は、ソビエト連邦出身のヴァイオリン奏者[2]。
ヴィクトル・ アレクサンドロヴィチ・ピカイゼン | |
---|---|
出生名 | Виктор Александрович Пикайзен |
生誕 |
1933年2月15日 ウクライナ社会主義ソビエト共和国 キエフ |
死没 |
2023年7月6日(90歳没) アメリカ合衆国 ニューヨーク |
学歴 | モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
経歴
編集1933年、ウクライナ社会主義ソビエト共和国・キエフで生まれた。5歳でヴァイオリンをはじめ、1941年から1944年までキエフ音楽院でヴァイオリンを学んだ。その後、グネーシン音楽学校でダヴィッド・オイストラフのクラスに入り、モスクワ音楽院でもオイストラフの薫陶を受けた。1949年のヤン・クーベリック・コンクール、1955年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、1957年のロン=ティボー国際コンクール、1958年のチャイコフスキー国際コンクールのそれぞれに2位入賞を果たし、1965年のパガニーニ国際コンクールで優勝した。
1966年から1986年まで母校のモスクワ音楽院で教鞭をとり、1993年からトルコのアンカラ音楽院の教授を務めた。2006年にはモスクワ音楽院に戻り、再び母校で後進の指導を長く続けた。
脚注
編集- ^ “Ушел из жизни скрипач Виктор Пикайзен” (ロシア語). ClassicalMusicNews.Ru (2023年7月9日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ Mosconsv.ru
- ^ チャイコフスキー記念モスクワ国立フィルハーモニー(ピカイゼン)