ヴァネッサ・カールトン
ヴァネッサ・カールトン(Vanessa Carlton、1980年8月16日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ミルフォード出身のピアニスト、シンガーソングライター。「サウザンド・マイルズ」のヒットで知られる。
ヴァネッサ・カールトン Vanessa Carlton | |
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基本情報 | |
出生名 | Vanessa Lee Carlton |
生誕 | 1980年8月16日(44歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 |
ジャンル | ソフトロック、ポップ・ロック |
担当楽器 | ボーカル、ピアノ、キーボード、オルガン、タンバリン |
活動期間 | 2001年 - |
レーベル |
A&Mレコード ザ・インク・レコーズ / ユニバーサル・モータウン、RCAレコード |
共同作業者 | アーヴ・ゴッティ、ロン・フェアー、スティーヴン・ジェンキンス |
公式サイト |
www |
略歴
編集パイロットの父親とピアノ教師の母親との間に生まれる。ロシア系ユダヤ人と北欧系のハーフである。幼い頃から音楽に興味を持ち、ディズニーランドから帰った時にわずか2歳で「小さな世界」をピアノで弾いたエピソードを持つ。14才でニューヨークのバレエ学校に入学したが、卒業後は音楽の世界に飛び込んだ。
コロンビア大学在学中はマンハッタンでウェイトレスをしていた。
アヴリル・ラヴィーンらを手がける音楽プロデューサーのPeter Zizzoと出会い、A&Mレコードと契約。2002年にアルバム『ビー・ノット・ノーバディ』でデビュー。Billboard 200アルバムチャートで5位を記録し、アルバムからの最初のシングル「サウザンド・マイルズ」もBillboard Hot 100で最高5位を記録するヒットとなった。「サウザンド・マイルズ」はオーストラリアで1位、イギリスで6位、その他ヨーロッパ各国でトップ10入りした。
2004年、当時交際していたロックバンド「サード・アイ・ブラインド」のボーカル、スティーブン・ジェンキンスのプロデュースでセカンド・アルバム『ハーモニウム』をリリース。Billboard 200で33位を記録。しかし当時は拒食症とうつ病に苦しんでいた。
2006年にA&Mからザ・インク・レコーズに移籍し、2007年にサード・アルバム『Heroes & Thieves』をリリース。Billboard 200で44位を記録。
2011年1月、初のベスト・アルバム『アイコン - ベスト・オブ・ヴァネッサ・カールトン』をリリース、4月には約4年ぶりとなる4枚目のアルバム『Rabbits on the Run』をリリースする[1]。
エピソード
編集- 2010年6月19日、聴衆の前で両性愛者であることを公表した[2][3]。2013年に男性と結婚し、2015年に女児を出産した。
- 「Lord Victor」という名前のロングヘアードダックスフントを飼っている。シングル「Nolita Fairytale」のミュージックビデオに出演している。
受賞・ノミネート
編集- グラミー賞・ノミネート(2002年)
- 第45回 最優秀レコード賞(サウザンド・マイルズ) 、最優秀ソング賞(サウザンド・マイルズ)
- 日本ゴールドディスク大賞(2002年)
- 第17回 ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー
ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集- 『ビー・ノット・ノーバディ』 - Be Not Nobody (2002年)
- 『ハーモニウム』 - Harmonium (2004年)
- Heroes & Thieves (2007年)
- Rabbits on the Run (2011年)
- Liberman (2015年)
- Love Is an Art (2020年)[4]
ライブ・アルバム
編集- Liberman Live (2016年)
- Earlier Things Live (2017年)
コンピレーション・アルバム
編集- 『アイコン - ベスト・オブ・ヴァネッサ・カールトン』 - Icon: Best of Vanessa Carlton (2011年)
- Double Live & Covers (2018年)
EP
編集- 『オーディナリー・デイ - スペシャル・ツアー・エディション』 - Ordinary Day (2002年)
- Hear the Bells (2012年)
- Blue Pool EP (2015年)
シングル
編集- 『サウザンド・マイルズ』 - "A Thousand Miles" (2002年)
- "Ordinary Day" (2002年)
- "Pretty Baby" (2003年)
- 『ホワイト・ハウセズ』 - "White Houses" (2004年)
- "Nolita Fairytale" (2007年)
- "Hands on Me" (2008年)
- "Carousel" (2011年)
- "I Don't Want to Be a Bride" (2011年)
- "Hear the Bells" (2012年)
- "Operator" (2015年)
- "House of Seven Swords" (2015年)
- "Nothing Where Something Used to Be" (Steve Osborne Remix) (2016年)
- "The Only Way to Love" (2020年)
フィーチャリング・シングル
編集- カウンティング・クロウズ : "Big Yellow Taxi" (2003年)
- ズッケロ : "Everybody's Gotta Learn Sometime" (2004年)
日本公演
編集- 10月1日 名古屋ダイアモンドホール、2日 Zepp Osaka、3日 渋谷公会堂
- 12月11日、12日 ビルボードライブ東京(両日とも1日2公演)、14日 ビルボードライブ大阪(1日2公演)
脚注
編集- ^ YouTubeには、『Rabbits on the Run』の制作についてコメントしたプロモーションムービーがアップロードされている。[1]
- ^ Bendix, Trish (June 19, 2010). “Vanessa Carlton comes out as bisexual”. AfterEllen.com. August 30, 2017閲覧。
- ^ Staff (June 20, 2010). “Vanessa Carlton: I'm Bisexual And Proud”. Huffington Post August 30, 2017閲覧。
- ^ “VANESSA CARLTON Announces New Album "Love Is An Art" Out Spring 2020 // Premieres New Track "Future Pain"”. Vents Magazine (November 22, 2019). 2020年6月8日閲覧。
外部リンク
編集- Official website
- Vanessa Carlton - Myspace
- Vanessa Carlton (@vanessacarlton) - X(旧Twitter)
- 日本公式サイト
- A Thousand Miles - YouTube ヴァネッサの代表曲のひとつである「A Thousand Miles」のプロモーションビデオ。
- ヴァネッサ・カールトン - Discogs