ンジャセ・ニャン(N'Diassé Niang)は、セネガル出身・神奈川県在住のパーカッショニストジェンベサバール、ソウルバ、ブガラブー(英語: Bougarabou)など、アフリカ伝統楽器を演奏する。

人物

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セネガルの首都ダカールに生まれる。幼時に母方の父、叔父でグリオのゲウェル・ンジャニからサバールを学び、後にジェンベをダンサーから独自で学び、演奏するようになる。

活動歴

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セネガルのダンス・カンパニー「タムタム・ダフリック」を経て、セネガル第2国立舞踊団「シノメウ」のソリストを務め、アフリカ諸国をはじめ欧米で数多く公演。ワークショップも主宰。パーカッションのみならず、母国では自己のグループ「ニンキナンカ」「Deeg(ドゥグ)[1]」でシンガー、コラ奏者としても活動。

2001年に活動拠点を日本に移し、各地の学校コンサートなどで演奏活動を行う一方、自己のグループ「Nioun(ニュン)[2]」を結成。2003年以降は、渡辺貞夫グループのメンバーとしても活動。

  • 2003年 - 「Wheel of Lifeツアー2003」以降、渡辺貞夫グループの一員として国内外のステージで演奏。
  • 2005年 - 愛・地球博では渡辺貞夫プロデュース[3]の「ジャパンデー・ジャパンウィーク」(6月)、「リズムワールド」(8月[4]にて、来日したDeegのメンバー15名を交えて世界4ヶ国の子供たちと競演。
  • 2008年 - 第1回野口英世アフリカ賞[5]の記念晩餐会で自己のグループを率いて演奏[6]
  • 2009年 - 第20回南郷サマージャズフェスティバルに渡辺貞夫グループの一員として出演。
  • 2010年 - APEC関連イベント[7]、「女性リーダーズネットワーク(WLN)」のフェアウェル・パーティーで和楽器「太古の響き」などの演奏を披露。渡辺貞夫グループとしての活動のほか、自身のライブも行い、ジェンベ、サバール、ソウルバ、トーキング・ドラムなどのワークショップを主宰し、後進の指導にもあたる。

ディスコグラフィー

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  • 渡辺貞夫 『ワン・フォー・ユー』(2006年)
  • 渡辺貞夫 『ベイシーズ・アット・ナイト』(2007年

脚注

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  1. ^ ウォロフ語で「真実」の意。
  2. ^ ウォロフ語で「私達」の意。
  3. ^ 2005年日本国際博覧会協会 (2005年8月8日). “「渡辺貞夫 / 地球サウンド」取材のご案内”. 経済産業省. http://www.expo2005.or.jp/jp/pdf/20050812144502653_1_N2.6.260_01.pdf 2010年11月28日閲覧。 
  4. ^ 地球産業文化研究所 (2007年4月2日). “特集 - Expo 2005, Aichi, Japan”. 2005年日本国際博覧会協会. http://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/nat/japanweek/ 2010年11月28日閲覧。 
  5. ^ 外務省内閣府などが主催。天皇皇后夫妻が出席。
  6. ^ “第1回野口英世アフリカ賞授賞式及び記念晩餐会”. 内閣府. https://www.cao.go.jp/noguchisho/#jusyousiki 2010年11月28日閲覧。 
  7. ^ 内閣府などが主催。

外部リンク

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