ワーウ
ワーウ(Wau)は、南スーダン西部の都市[1]。バハル・アル・ガザール地方のワーウ州の州都である。2014年の人口は23万2910人。標高は438m。住民はディンカ人が多い。
ワーウ Wau | |
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位置 | |
座標 : 北緯07度42分 東経28度00分 / 北緯7.700度 東経28.000度 | |
行政 | |
国 | 南スーダン |
州 | 西バハル・アル・ガザール州 |
市 | ワーウ |
地理 | |
面積 | |
市域 | ? km2 |
標高 | 433 m |
人口 | |
人口 | (2014年現在) |
市域 | 232,910人 |
その他 | |
等時帯 | 中央アフリカ時間 (UTC+2) |
歴史
編集19世紀に奴隷貿易の基地として建設され、やがてエジプトのこの地方での行政の中心地となっていった。
1956年以降のスーダン時代は、首都 ハルツームに次ぐ規模の都市であった。
1961年、海港 ポートスーダンと結ぶスーダン鉄道の路線が延伸し、終着駅ができた結果、付近の物資の集散地となり発展した。
1983年~2005年の第二次スーダン内戦時は北部政府軍の基地が置かれ、南部のスーダン人民解放軍(SPLA)と激戦を繰り返したため、鉄道橋が破壊[2]され交通が麻痺したもの、ワーウには付近から多数の難民が流れ込んできた。
2007年の春にも軍事衝突があり、数百人が死亡した。
著名人
編集出典
編集- ^ 布施祐仁・三浦英之『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』集英社、2018年。ISBN 978-4-08-781652-5。
- ^ スーダン鉄道(ジェトロホームページ)