ワイルドハーツ
ワイルドハーツ (The Wildhearts) は、1989年に元クワイアボーイズのジンジャーを中心にイギリスで結成されたハードロックバンドである。日本では『ワイハ』と略して呼ばれることがある。
ワイルドハーツ | |
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基本情報 | |
出身地 | イギリス |
ジャンル | ハードロック ロック メタル |
公式サイト |
Official site Official Facebook Page |
メンバー |
Ginger CJ Ritch Battersby Scott Sorry 'Random' Jon Poole |
ポップ・ミュージックの要素を持つハードロック・サウンドを持ち味とし、その音楽性からしばしば「ビートルズとメタリカの融合」と例えられることがある[1]。
略歴
編集1989年
ジンジャーが「ワイルド・ハーツ」の概要を発表。ライブを始める。
1992年
バンド名を「ワイルドハーツ」(一つの単語)に変更し『Mondo Akimbo A-Go-Go 』でデビュー。同年11月『 Mondo Akimbo A-Go-Go 』のリミックスと新曲4曲を収録したEP『Don't Be Happy... Just Worry - 』をリリース。
1993年
初アルバム『アースVSワイルドハーツ』で一躍人気を得たザ・ワイルドハーツは、メンバー交代やレーベルとの摩擦、喧嘩を繰り返しながらも、2ndアルバム『P.H.U.Q』(1995年)、企画盤『Fishing For Luckies』(1996年)などをリリース。EastWest Recordsとの関係悪化後、カオティックでヘヴィなサウンドの『エンドレス、ネームレス』(1997年)を発表。しかし、ドラッグ問題や不仲説が報じられ、ジンジャーが活動停止を宣言。
1998年
親日家のジンジャーは日本ツアーや日本限定盤『トーキョー・スーツ・ミー』を発表。親友デヴィン・タウンゼンドのアルバム『インフィニティ』にゲスト参加。さらにドレゲンとのセッション・プロジェクト『スーパーシット666』、アレックス・ケインとのプロジェクト・クラム・アビューズ、自身のバンドシルヴァー・ジンジャー・5で活動を展開。破天荒な音楽活動を続ける。
2001年
突如ジンジャーはワイルドハーツ復活を宣言し、イギリスでツアーをはじめる。
2002年
サマーソニック02に出演し、ミニアルバムをリリース、翌年『 - The Wildhearts Must Be Destroyed - 』をリリースする。
2004年
ジンジャーはヴィニールジャンキーとインディーズ契約を結び、ソロアルバムのリリース、来日公演を行う。
2枚のライブアルバムを経て2007年にセルフタイトルアルバム(邦題『ザ・ワイルドハーツ2007』)を発表する。以降ワイルドハーツはユニバーサルミュージックから離れる。
2008年
ヴィニールジャンキーからカバーアルバム『Stop Us If You've Heard This One Before: Vol.1』をリリース。数量限定のボックスセット版には、Tシャツが入っている。
2009年
アルバム『フツパー - Chutzpah - 』リリース。
2010年
『フツパージュニア - Chutzpah Jnr. - 』『フツパーデラックスエディション - Chutzpah Dx Edition - 』リリース。
2012年
バンドは活動休止中だったが、現メンバーでライブを行い、翌年にはイギリス、日本、アメリカでツアーをする。
ジンジャーはソロとしても活動中。アンプラグドなライブなども含め精力的に活動している。
2016年
クリスマス・ツアーに先立ち、ジンジャーはインタビューで、バンドが2017年にニュー・アルバムをレコーディングすることを明言した。このアルバムの収益は、右下肢を切断したダニーの療養を支援するために使われた[14]。
2018年
バンドはアルバム『Earth vs the Wildhearts』の25周年を記念して、各公演でアルバムをフルで演奏するツアーを行うことを発表した。このツアーのラインナップは、ジンジャー、CJ、ダニー・マコーマック、リッチ・バターズビー。
2019年
RENAISSANCE MEN リリース
2021年
17 21st Century Love Songs リリース
2022年
ワイルドハーツはソーシャルメディアを通じて「バンド内で進行中の問題」によって再び休止することを発表した
メンバー
編集現メンバー
編集- ジンジャー - ボーカル ギター ベース (1990年-現在)
- CJ(クリス・ジャグダー) - ギター ボーカル (1990年-1994年, 2001年-現在)
- ダニー・マコーマック - ベース ボーカル(1991年-2003年, 2005年-2006年,2017-現在)
- リッチ・バタースビー - ドラム (1994年-1998年, 2005年-現在)
旧メンバー
編集メンバーチェンジが多いのがこのバンドの特徴だが、今までのチェンジの中でもメインのメンバーを記載する。
- アンドリュー"スティディ"スティドルフ - ドラム (1993年-1994年, 2001年-2004年)
- ジェフ・ストレートフィールド - ギター ボーカル (1995年-1998年)
- "ランダム" ジョン・プール - ベース ボーカル (2003年-2004年, 2012-2014年)
- スコット・ソーリー - ベース ボーカル (2007年-2012年, 2014年-2017)
メンバーの変動 詳細
編集1990 | |
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1990 |
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1990 |
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1990–1992 |
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1992–1993 |
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1993–1994 |
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1994 |
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1995 |
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1995–1998 |
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1998–2001 | 活動休止 |
2001–2003 |
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2003–2004 |
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2004–2005 |
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2005–2006 |
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2006–2010 |
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2010–2012 | 活動休止 |
2012-2013 |
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2013–2017 |
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2018-現在 |
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時系列
編集ディスコグラフィー
編集日本盤のみ記載
タイトル (発売年、発売レーベル) | |
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1 | Don't Be Happy... Just Worry(1992年 East west japan) |
2 | Earth Vs The Wildhearts (1993年 East west japan) |
3 | P.H.U.Q. (1995年 East west japan) |
4 | Fishing For Luckies (1996年 East west japan) |
5 | The Best of The Wildhearts (1997年 East west japan) |
6 | Endless Nameless (1997年 BMG JAPAN) |
7 | Moodswings and Roundabouts (1998年 East west japan) |
8 | Anthem: The Single Tracks (1998年 BMG JAPAN) |
9 | Tokyo Suits Me (1999年 Mercury Japan) |
10 | Riff After Riff After Motherfucking Riff (2002年 universal music) |
11 | The Wildhearts Must Be Destroyed (2003年 universal music) |
12 | The Wildhearts Strike Back (2004年 universal music) |
13 | The Wildhearts(邦題『ザ・ワイルドハーツ2007』) (2007年 universal music) |
14 | Stop Us If You've Heard This One Before, Vol 1. (2008年 Vinyl Junkie) |
15 | Chutzpah (2009年 Vinyl Junkie)
Chutzpah Jnr. (2010年 Vinyl Junkie) Chutzpah Dx Edition (2010年 Vinyl Junkie) |
16 | RENAISSANCE MEN (2019年 Vinyl Junkie) |
17 | 21st Century Love Songs (2021年 ワードレコーズ) |
脚注
編集- ^ “Wildhearts U.S. Invasion ‘Must Be Destroyed!’ « Beermelodies”. Beermelodies.com. 2012年3月13日閲覧。
外部リンク
編集- オフィシャルホームページ(日本語ページもあり)
- 日本語版オフィシャルブログ - ウェイバックマシン(2007年2月23日アーカイブ分)