ローレンス・ダンダス (第2代ゼットランド侯爵)

第2代ゼットランド侯爵ローレンス・ジョン・ラムリー・ダンダス英語: Lawrence John Lumley Dundas, 2nd Marquess of Zetland, KG, GCSI, GCIE, PC1876年6月11日 - 1961年2月6日)は、イギリスの貴族、政治家。

第2代ゼットランド侯爵
ローレンス・ダンダス
Lawrence Dundas
2nd Marquess of Zetland
生年月日 1876年6月11日
没年月日 (1961-02-06) 1961年2月6日(84歳没)
出身校 ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ
所属政党 保守党
称号 第2代ゼットランド侯爵
配偶者 シシリー・アーチデール
親族 初代ゼットランド侯(父)

内閣 第3次ボールドウィン内閣
在任期間 1935年6月7日 - 1937年5月28日[1]

イギリスの旗 インド・ビルマ担当大臣
内閣 チェンバレン内閣
在任期間 1937年5月28日 - 1940年5月[1]

イギリスの旗 庶民院議員
選挙区 ホーンジー選挙区英語版
在任期間 1907年6月5日 - 1916年11月27日[2]

イギリスの旗 貴族院議員
在任期間 1929年 - 1961年2月6日[2]
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保守党の政治家で植民地インドの統治に関する役職を主に務めた。1892年までダンダス卿(Lord Dundas)、1892年から1929年までロナルドシー伯爵(Earl of Ronaldshay)の儀礼称号を使用した。

経歴

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1876年6月11日、初代ゼットランド侯爵ローレンス・ダンダスとその妻リリアン(第9代スカーバラ伯爵リチャード・ラムリーの娘)の息子としてロンドンに生まれる[3]。次男だったが、長男が早世していたので嫡男としての出生だった[4]

ハーロー校を経てケンブリッジ大学トリニティ・カレッジへ進学した[3][5]

1900年から1901年にかけてはインド総督カーゾン卿の副官を務めた[3]。1907年から1916年にかけてホーンジー選挙区英語版から選出されて保守党の庶民院議員を務めた[5]。1912年から1914年にかけてはインドの公務員についての王立委員会英語版のメンバーを務めた[3]

1914年に第一次世界大戦が勃発するとヨークシャー連隊に少佐として勤務した[3]1917年から1922年にかけては植民地インドでベンガル知事英語版を務めた[3]1922年枢密顧問官(PC)に列する[3]。1922年から1925年にかけては王立地理学会会長を務めた[3]1928年から1931年にかけてグレートブリテン及びアイルランドの王立アジア協会の会長を務める[3]

1929年3月11日に父が死去し、第2代ゼットランド侯爵位を継承し[5]貴族院議員に列した[2]1930年から1931年インド円卓会議英語版の出席者の一人となった[3]。1933年にはインド問題両院合同特別委員会の委員となる[3]

1935年から1940年まで第3次ボールドウィン内閣とチェンバレン内閣のインド大臣(1937年にインド・ビルマ担当大臣に改組)を務めた[5]

1945年から1951年までヨークシャーの北リディング知事英語版を務める[5]

1961年2月6日に死去した[5]

栄典

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爵位・準男爵位

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(2nd Marquess of Zetland)
  • 4代ゼットランド伯爵 (1838年創設連合王国貴族爵位)
(4th Earl of Zetland)
  • オークニー及びゼットランド州における2代ロナルドセイ伯爵 (1892年創設連合王国貴族爵位)
(2nd Earl of Ronaldshay, in the County of Orkney and Zetland)
(4th Baron Dundas, of Aske, North Yorkshire in the County of York)
  • リンリスゴー州におけるカースの6代ダンダス準男爵 (1762年創設グレートブリテン準男爵位)
(6th Baronet, of Kerse in the County of Linlithgow)

勲章

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家族

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1907年に陸軍軍人の娘シシリー・アーチデールと結婚。彼女との間に以下の2男4女を儲ける[5]

  • 第1子(長男)第3代ゼットランド侯爵ローレンス・アルドレッド・マーヴィン・ダンダス英語版 (1908-1989) - 爵位を継承
  • 第2子(長女)ヴィオラ・メアリー・ダンダス嬢 (1910-1995)
  • 第3子(次女)ラヴィニア・マーガレット・ダンダス嬢 (1914-1974)
  • 第4子(三女)ジェーン・アガサ・ダンダス嬢 (1916-1995)
  • 第5子(次男)ブルース・トマス・ダンダス卿 (1920-1942) - 第二次世界大戦で戦死

出典

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  1. ^ a b 秦郁彦編 2001, p. 513.
  2. ^ a b c UK Parliament. “Earl of Ronaldshay” (英語). HANSARD 1803–2005. 2015年9月24日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m "Dundas, Lawrence John Lumley, Earl of Ronaldshay (DNDS894LJ)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
  4. ^ Lundy, Darryl. “Lawrence Dundas, 1st Marquess of Zetland” (英語). thepeerage.com. 2015年9月24日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h Lundy, Darryl. “Lawrence John Lumley Dundas, 2nd Marquess of Zetland” (英語). thepeerage.com. 2015年9月24日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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グレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会
先代
チャールズ・バリントン・バルフォア英語版
ホーンジー選挙区英語版
選出庶民院議員

1907年英語版–1916年
次代
ケネディ・ジョーンズ英語版
公職
先代
初代カーマイケル男爵英語版
ベンガル知事
1917年–1922年
次代
第2代リットン伯爵
先代
サー・サミュエル・ホーア準男爵英語版
インド大臣
1935年–1937年
次代
インド・ビルマ担当大臣に改組
先代
新設
インド・ビルマ担当大臣
1937年–1940年
次代
レオ・アメリー英語版
名誉職
先代
第5代ボルトン男爵英語版
ヨークシャーの北リディング知事英語版
1945年–1951年
次代
サー・ウィリアム・ウォースレー準男爵英語版
イギリスの爵位
先代
ローレンス・ダンダス
第2代ゼットランド侯爵
1929年–1961年
次代
ローレンス・ダンダス英語版