ローズ・フランシーヌ・ロゴンベ
ガボンの政治家、法律家、ガボンの暫定大統領を務めた
ローズ・フランシーヌ・ロゴンベ(フランス語: Rose Francine Rogombé, 1942年9月20日[2] - 2015年4月10日)は、ガボンの政治家、法律家。2009年2月にガボン上院議長に任命され[3][4]、2009年7月のオマール・ボンゴ大統領の死後、憲法の規定によりガボンの暫定大統領を務めた。暫定的な職務代行とはいえ、ガボン史上初の女性国家元首である。
ローズ・フランシーヌ・ロゴンベ Rose Francine Rogombé | |
任期 | 2009年6月10日 – 10月16日 |
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出生 | 1942年9月20日 フランス領赤道アフリカ(現 ガボン)、ランバレネ |
死去 | 2015年4月10日(72歳没) フランス、パリ |
政党 | ガボン民主党[1] |
経歴
編集1942年、フランス領赤道アフリカ・ランバレネ(現在のガボン共和国モワイエン・オゴウェ州ランバレネ市)でガルワ族として生まれ育った。フランスで学習した後、判事としてガボン国内で働いた。1980年代には女性参画・人権担当相として任じられた。[5][6]。1990年代前半の複数政党化の時期には政治から離れ、法律関係の仕事に専念していた。この間に特別犯罪法廷の副長官に就任している[2]。また2007年には神学の学位を取得している[5]。2008年4月の地方選挙でランバレネの市議会議員に選出され、2009年1月の選挙ではランバレネの選挙区から上院議員として選出された。同年2月には上院議員99人中90人の支持を得て上院議長に就任した[6]。彼女はガボン政界で大きな力を持つボンゴ大統領及びジョルジュ・ラウィリ元外相、上院議長の一族の友人と近しい関係にあり、彼女の上院議長選出にはボンゴ大統領の意向が反映されていた[2]。 2015年4月10日、療養中のパリで死去した[7][8]。
脚注
編集- ^ Magnowski, Daniel (2009年5月16日). “Gabon's Bongo in Europe, "resting" from duties”. Reuters 2009年6月8日閲覧。
- ^ a b c "Gabon: Mme Rogombé, une magistrate fidèle de Bongo aux commandes", AFP, 10 June 2009 .
- ^ "Gabon's Senate speaker becomes interim head of state", AFP, 10 June 2009.
- ^ Christian Walter Ngouah-Beaud, "Gabon: PORTRAIT: Rose Francine Rogombé, du prétoire au perchoir", Gabonews, 17 February 2009
- ^ a b Christian Walter Ngouah-Beaud, "Gabon: Parlement: Rose Francine Rogombé à la tête de la chambre haute pour six ans" Archived 2009年2月18日, at the Wayback Machine., Gabonews, 16 February 2009
- ^ a b "Gabon: Une femme élue président du Sénat" Archived 2012年2月15日, at the Wayback Machine., Infosplusgabon, 17 February 2009 .
- ^ Jacques Jarele Sika, "France : Rose Rogombé a tiré sa révérence à Paris", Gabonews, 10 April 2015 .
- ^ Gabon: Francine Rogombe, the first woman senator died