ロンドン・ケーブルカー
イギリス・ロンドンの都市型ロープウェイ
ロンドン・ケーブルカー(London cable car)は、イギリス・ロンドンのテムズ川にかかる都市索道。イギリス英語では「cable car」という言葉で、索道を指すこともある。
IFS・クラウド・ケーブルカー | |
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基本情報 | |
国 | イギリス |
所在地 | ロンドン |
種類 | ロープウェイ |
起点 | グリニッジ・ペニンシュラ(西) |
終点 | ロイヤル・ドックス(東) |
駅数 | 2駅 |
1日利用者数 | 3,570人[1] |
開業 | 2012年6月28日[2] |
所有者 | ロンドン交通局 |
運営者 | IFS AB |
路線諸元 | |
路線距離 | 1 km |
最高速度 | 6 m/s |
概要
編集2010年、ロンドン交通局は2012年夏季オリンピックの開催に合わせる形でグリニッジとドックランズを結ぶロープウェイを計画。建設に当たってはアラブ首長国連邦のドバイに本社を置くエミレーツ航空が命名権を取得。エミレーツ・エア・ライン(Emirates Air Line)と命名され、2012年6月28日に開業した[3][4][5][6][7]。
ロイヤル・ドックスとグリニッジ・ペニンシュラの間を片道5分で結んでいる。最高地点は地上90mに達する。
2022年6月28日、エミレーツ航空とのスポンサー契約が終了。同年10月、新たにIFS ABがスポンサーとなり命名権を獲得、名称がIFS・クラウド・ケーブルカー(IFS Cloud Cable Car)に変更された[8][9]。
乗車料金
編集いずれも片道の料金を示す。
このほか、1年間有効で10回利用可能な回数券が用意されている。
開業からしばらくはオイスターカードまたはトラベルカードを提示すると1ポンド引きの割引料金で利用可能だったが、2023年3月以降は適用外となった[10]。
通常[11] | 回数券利用 | |
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大人 | 6.00ポンド | 17.00ポンド |
子供 | 3.00ポンド | なし |
脚注
編集- ^ ロンドン交通局. “Corporate : Modes of Transport : Emirates Air Line : Passenger journeys : Week ending 18 May 2013”. ロンドン交通局. 21 December 2013閲覧。
- ^ Booth, Robert (28 June 2012). “London cable car offers investor's-eye view of the Thames”. ガーディアン (ロンドン) 17 November 2012閲覧。
- ^ “Emirates sponsors Thames cable car”. BBCニュース. (7 October 2011) 7 October 2011閲覧。
- ^ “Thames cable car linking O2 arena and Excel approved”. BBCニュース. (18 March 2011) 18 March 2011閲覧。
- ^ “London's new cable car tested ahead of summer opening”. BBCニュース. (15 May 2012) 15 May 2012閲覧。
- ^ “Thames cable car opens for passengers on 28 June”. BBCニュース. (18 June 2012) 18 June 2012閲覧。
- ^ “Thames cable car opens for passengers”. BBCニュース. (28 June 2012) 28 June 2012閲覧。
- ^ “Take the Drain, the Misery Line, then the Viking Line”. Londonist (14 March 2016). 28 October 2022閲覧。
- ^ Heathcote, Edwin (5 April 2019). “Planting the Tulip turns London into a theme park”. Financial Times
- ^ “Removal of the Oyster and contactless discount from cable car”. ロンドン交通局 (23 February 2023). 11 January 2024閲覧。
- ^ “IFS Cloud Cable Car fares”. ロンドン交通局 (1 March 2023). 11 January 2024閲覧。