ロバート・モーラン
ロバート・モーラン(英語: Robert Moran, - 1996年10月7日[1])は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身のアイスホッケー選手。ポジションはディフェンス。日本アイスホッケーリーグでプレーした最初の外国人選手で、第1回日本アイスホッケーリーグより西武鉄道アイスホッケー部でプレー[2]、コーチも兼任した[3]。現役を引退した後は経営コンサルタントとなっている[4]。
経歴
編集アイスホッケーの他に野球や他のスポーツもしていた。高校時代はゴールテンダーを務め、3年次には州の3位となっている。1947年に高校を卒業、ミネソタ大学で1948年から1951年までプレーした[1]。
西武鉄道アイスホッケー部でプレーし、帰国する際に堤義明から日系人二世のアイスホッケー選手を紹介してくれるよう頼まれ、メル若林、ハーブ若林兄弟が来日することとなった[5]。
グルノーブルオリンピック、札幌オリンピック出場したアイスホッケー日本代表のコーチ、アドバイサーを務めた[4]。
1996年10月7日に66歳で亡くなった[1]。
脚注
編集- ^ a b c Pat Phelfer (1996年10月10日). “Bob Moran, 66; was insurance executive and hockey star.(NEWS)(Obituary)”. スター・トリビューン. 2016年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月12日閲覧。
- ^ 『第36回日本アイスホッケーリーグ観戦ガイド』33-35頁 日本アイスホッケー連盟 2001年
- ^ 『第36回日本アイスホッケーリーグ観戦ガイド』228頁 日本アイスホッケー連盟 2001年
- ^ a b “Bob Moran”. thunderbird.edu. 2012年5月27日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ “Japanese Hockey Player Used to Be a Canadian”. ミルウォーキー・ジャーナル (1972年2月4日). 2012年11月12日閲覧。