ロッテ新宿工場
ロッテ新宿工場(ロッテしんじゅくこうじょう)は、東京都新宿区百人町に所在した菓子メーカーロッテの工場。創業工場であり、かつては本社も置かれていた[1]。
ロッテ新宿工場 | |
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ロッテ新宿工場(2009年) | |
操業開始 | 1950年3月[1] |
場所 | 日本国東京都新宿区 |
座標 | 北緯35度42分10.1秒 東経139度42分4.8秒 / 北緯35.702806度 東経139.701333度座標: 北緯35度42分10.1秒 東経139度42分4.8秒 / 北緯35.702806度 東経139.701333度 |
業種 | 食料品 |
生産品 | チューイングガム(グリーンガムなど) |
工場規模 | 7500平方メートル[2] |
住所 |
〒169-0073 東京都新宿区百人町2丁目2−33 |
閉鎖 | 2013年7月 |
所有者 | ロッテ |
概要
編集新大久保駅から大久保通りを挟んだ北側のコリアタウンに近い地域にあり、北側は新宿区立戸山小学校、海城中学校・高等学校に隣接していた。山手線と西武新宿線の線路に平行した南北に細長い敷地形状で、工場の屋上には線路に向けて「チューインガム LOTTE チョコレート」と書かれた大型看板が設置されており、電車内からも看板がよく見えた。
創業工場としてロッテの企業成長を支えた工場であり、雇用が生まれたことで新大久保のコリアタウンが拡大する契機ともなった。工場見学は新宿区立小学校の社会科見学の定番コースであった。2000年代以降、周辺環境への配慮が重視されるまで、工場の周囲にはチューイングガムの香料の香りが漂っていたという。
ロッテオリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)の年俸更改の場となったこともあった。
長らくチューイングガムを製造していたが、首都圏の生産拠点の再編により2011年から生産ラインが狭山工場へ順次移管され、2013年3月末で商品の生産を終了し、同年7月に閉鎖された[2]。閉鎖時には跡地の利用方法が未定であり、2014年時点では工場建屋は残されていた。2017年1月に解体工事に着手し、同年春頃から本格的な解体工事が始まり、同年8月には解体工事が終了した。跡地には2019年1月12日に住宅展示場「ハウジングステージ新宿」がオープンした。
所在地
編集- 〒169-0073 東京都新宿区百人町2丁目2−33 北緯35度42分10.1秒 東経139度42分4.8秒
沿革
編集脚注
編集- ^ a b c “会社情報 ロッテの歩み”. 株式会社ロッテ. 2015年5月21日閲覧。
- ^ a b “ロッテ、首都圏の工場再編 82億円投じアイス専用棟”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2013年7月23日) 2015年5月21日閲覧。