ロシア・スウェーデン戦争
ロシア・スウェーデン戦争(ロシア・スウェーデンせんそう)とは、18世紀と19世紀に起きたロシア帝国とスウェーデン王国の戦争である。露瑞戦争ともいう。共にホルシュタイン=ゴットルプ家の流れを組む王朝同士の戦争であるが、前者と後者ではその戦争の意味合いが異なっている。2つの戦争は、共にフィンランドが戦場となったため、フィンランド戦争とも呼ばれることもある。この戦争にはデンマークも間接的に関わった。
- 第一次ロシア・スウェーデン戦争(1788年 - 1790年)、スウェーデン王グスタフ3世が、ロシアとのバルト海におけるバランス・オブ・パワーを確立することを目論んで起こした。最終的にスウェーデンが海戦に勝利したことでロシアと和解が成立した。この戦争でスウェーデンの国際的地位が上昇した。