レプチャ語
レプチャ語(レプチャご)またはロン語(ロンご)は、インドと中国に挟まれたシッキム(現在はインドの州)で話されている言語である。チベットの一地方語である。
レプチャ語 | |
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ᰛᰩᰵᰛᰧᰵᰶ | |
話される国 |
インド ネパール ブータン |
地域 | シッキム |
話者数 | 50,000人 |
言語系統 |
シナ・チベット語族
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表記体系 | レプチャ文字 |
公的地位 | |
公用語 | シッキム州 |
統制機関 | 統制なし |
言語コード | |
ISO 639-3 |
lep |
消滅危険度評価 | |
Definitely endangered (Moseley 2010) |
言語学的にはシナ・チベット語族チベット・ビルマ語派に属する。表記にはチベット文字を元に18世紀初頭に作られたレプチャ文字を用いる。
日本語の起源はレプチャ語であるとする安田徳太郎の『万葉集の謎』がベストセラーになり一時話題になったことがある。しかし、実際は稚拙な語呂合わせに過ぎなかったと言われている。
脚注
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