リーバイ・スタウト
リーバイ・スタウト（Levi Stoudt, 英語発音: /ˈlivaɪ ˈstaʊt/[1], 1997年12月4日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州モンゴメリー郡ポッツタウン出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのシアトル・マリナーズ所属。
| シアトル・マリナーズ #26 | |
|---|---|
_(cropped).jpg) AAA級ルイビル・バッツ時代 (2023年) | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 アメリカ合衆国 |
| 出身地 | ペンシルベニア州モンゴメリー郡ポッツタウン |
| 生年月日 | 1997年4月15日（27歳） |
| 身長 体重 |
6' 1" ＝約185.4 cm 195 lb ＝約88.5 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2019年 MLBドラフト3巡目 |
| 初出場 | 2023年4月19日 |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとマリナーズ傘下時代
編集2019年のMLBドラフト3巡目（全体97位）でシアトル・マリナーズから指名され、プロ入り。スタウトはリーハイ大学入学以降肘の痛みに悩まされていたが、入団検査の結果、UCL（尺側側副靱帯）の断裂が判明した。すぐにトミー・ジョン手術を行い、2020年まで全休となった[2][3]。
2021年はMLB.comのプロスペクトランキングで球団14位に位置付けられる。この年マイナーで実戦復帰し、傘下のA+級エバレット・アクアソックスでプロデビュー。AA級アーカンソー・トラベラーズでもプレーし、2チーム合計で15試合に先発登板して7勝3敗、防御率3.31、86奪三振を記録した。
2022年のプロスペクトランキングは球団23位にランクインした。シーズンはAA級アーカンソーで開幕を迎えた。
レッズ時代
編集2022年7月29日にルイス・カスティーヨとのトレードで、エドウィン・アローヨ、ノエルビ・マルテ、アンドリュー・ムーアと共にシンシナティ・レッズへ移籍した[4]。移籍後は傘下のAA級チャタヌーガ・ルックアウツとAAA級ルイビル・バッツでプレーし、移籍前を含めた2チーム合計で25試合に先発登板して7勝8敗、防御率4.70、103奪三振を記録した。オフの11月15日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[5]。
2023年のプロスペクトランキングでは球団14位にランクインした[3]。シーズンではAAA級ルイビルで開幕を迎え、マイナーでのシーズン初登板で4回をノーヒッターに抑えて脚光を浴びる[6]。4月にレッズの先発ローテーションの一枚であるコナー・オーバートンが故障者リスト入りして離脱したため、その後任としてスタウトが指名される。4月19日のタンパベイ・レイズ戦で先発登板してメジャーデビューを果たす見込みとされ[7]、当日は先発して4回を投げて7失点で敗戦投手となった[8]。この年メジャーでは4試合（先発2試合）に登板して0勝1敗、防御率9.58、9奪三振を記録した。
マリナーズ時代
編集投球スタイル
編集投球の中心は速球とスライダーで、その他はチェンジアップと時折投げる緩急のついたカーブの4球種で組み立てる、先発投手としてはオーソドックスなタイプ。速球の球速は平均90mph台半ばで最速は97mph（約156.1km/h）に達する。マウンド上では堂々としている[3]ものの投球内容に安定感が無く、これらの球種を上手く組み立てることが課題と評価されている。（2023年）[11]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | CIN | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 55 | 10.1 | 16 | 1 | 8 | 0 | 0 | 9 | 0 | 1 | 11 | 11 | 9.58 | 2.32 |
| MLB：1年 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 55 | 10.1 | 16 | 1 | 8 | 0 | 0 | 9 | 0 | 1 | 11 | 11 | 9.58 | 2.32 | |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集| 年 度 |
球 団 |
投手（P） | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
| 2023 | CIN | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
| MLB | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
- 2023年度シーズン終了時
背番号
編集- 58（2023年）
脚注
編集- ^ “英語のIPA発音記号変換（アメリカ英語）”. Tophonetics.com. 2023年4月19日閲覧。
- ^ また、2020年はCOVID-19の影響によりマイナーリーグが不開催となった。
- ^ a b c “Reds Top Prospects”. MLB.com (2023年). 2023年4月19日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2022年7月30日). “Mariners Acquire Luis Castillo” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年6月4日閲覧。
- ^ Simon Hampton (2022年11月15日). “Reds Select Elly De La Cruz, Noelvi Marte And Four Others, DFA Six Players” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年6月4日閲覧。
- ^ Mark Sheldon (2023年4月18日). “No. 14 prospect Stoudt gets callup, to make debut Wednesday”. MLB.com. 2023年4月19日閲覧。
- ^ Darragh McDonald (2023年4月18日). “Reds To Promote Levi Stoudt”. MLB Trade Rumors. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “Tampa Bay Rays vs Cincinnati Reds Box Score: April 19, 2023” (英語). Baseball-Reference.com. 2023年6月4日閲覧。
- ^ Darragh McDonald (2024年2月13日). “Reds Claim Bubba Thompson, Designate Levi Stoudt” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年3月14日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2024年2月17日). “Mariners Claim Levi Stoudt, Designate Canaan Smith-Njigba” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年3月14日閲覧。
- ^ Doug Gray (2023年4月18日). “Levi Stoudt to be called up, start for the Cincinnati Reds Wednesday”. Redlegnation.com. 2023年4月19日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Levi Stoudt stats MiLB.com
- Levi Stoudt (@Lvstoudty) - X（旧Twitter）
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