レディビアード
レディビアード(Ladybeard、1983年8月3日 - )は、オーストラリアのアデレード出身[1][2]のミュージシャン、女装パフォーマー、女装プロレスラー。血液型K型(Kawaii-type!)。ニックネームはビアちゃん。
レディビアード | |
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基本情報 | |
出生名 | リチャード・マギャリー |
生誕 | 1983年8月3日(41歳) |
出身地 | オーストラリア |
ジャンル | ヘヴィメタル |
職業 | 歌手 |
公式サイト | http://ladybeard.com/ |
経歴
編集子供の頃よりテコンドー、ジークンドー、ムエタイ、カポエイラを学ぶ[3]。メルボルンにおいてジャッキー・チェンのスタントマンと共にトレーニングをしていたことにより、香港においてカンフー映画に参加することとなる[3]。2006年、香港にてスタントマンとしてデビューした[1]。2009年、レスリング・ジムにおいて二か月のトレーニングの後、香港プロレス(HKWF)にてプロレスデビュー[3]、ロリータ服を着たツインテールの姿のキャラクター、鬍鬚女(Wu So Lui)として初試合を行う[1][3]。これにより、一夜にして人気を得た彼は、この突飛な衣装で広東ポップのヘビーメタルカバーをするパフォーマンスを始めることとなった[1]。2013年8月より日本での活動を始めた[2]。
- 永遠の5歳で自身を「元気プレゼンター」と称する。
- 14歳の時に姉の学生服を着てパーティに参加し女装デビュー。
- 香港滞在時に本格的な女装活動を開始。この頃にヘヴィメタル、プロレスも開始。
- ミュージシャンとして海外ツアーも行っており、日本には2011年に初来日。
- 日本のカルチャーに影響を受け、2013年に再来日以降日本を活動拠点にする。
- 2015年にはコスプレ会社のPRユニット「LADYBABY」のメンバーとして活動の幅を広げる。
- デビュー以来様々な国や地域で活動してきたこともあり、母国語の英語の他に日本語・ドイツ語・中国語(普通話)・広東語を使いこなす。
- 2016年8月1日、LADYBABYの脱退を発表[4]。
- 2017年2月、才木玲佳との新ユニット・DEADLIFT LOLITA を結成を発表。4月より毎月1回、東京ビジュアルアーツと提携して主催ライブを実施する[5]。
- 2021年4月、新ユニット・BABYBEARDの結成を発表。
- 2024年、BABYBEARDとしてオーストラリアツアーを実施。 アデレード、メルボルン、シドニー、ブリズベンの4都市で開催。
人物
編集香港版『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵の声優を担当していた。レディビアード曰く、友蔵は行動がすごくおじさんっぽくてチャーミングとのこと[6]。
音楽活動
編集楽曲としては日本のポップスやアニメソングのカバーがメインであるが、曲の途中からメタルコア調に変わり、歌唱も可愛い歌い方からデスボイスに変貌するという「カワイイコア」というスタイル。2015年より「LADYBABY」のデスボイス担当として活動し、2016年に脱退。
主な楽曲
編集プロレスラー
編集レディビアード | |
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プロフィール | |
リングネーム | レディビアード |
本名 | 非公開 |
身長 | 182cm |
体重 | 888kg |
誕生日 | 1983年8月3日 |
出身地 | オーストラリア |
所属 | フリー |
デビュー | 2009年 |
- 2009年
- オーストラリアで習得したテコンドーをベースに香港のプロレス団体でデビュー。
- 2013年
- 12月11日、ユニオン新宿FACE大会に「世界中を放浪しているオーストラリアの格闘家」リチャード・バーンという名で空手着姿で参戦、風戸大智と対戦しTKO勝利。
- 2014年
- 2月11日、ユニオン横浜ラジアントホール大会にて石川修司と対戦、スリーパースイングを受けギブアップ。試合後「次は本当の姿を見せる」と言い残し去る。同大会のメイン終了後、本来の姿であるレディビアードで登場、ユニオン入団を直訴し石川がこれを受諾。
- 6月19日、ユニオン牛込箪笥区民ホール大会にてチェリーの持つFTE王座に挑戦し勝利、同王座ベルトを獲得。
- 8月17日、DDTのビッグマッチとなる両国大会に赤井沙希・大石真翔とのタッグで出場。
- 2015年
- 10月7日、ユニオン解散に伴い、DDT移籍。
- 2020年
- 9月30日、契約満了により、DDT退団。
獲得王座
編集- KO-D10人タッグ王座(初代)(パートナーは大家健&スーパー・ササダンゴ・マシン&大石真翔&LiLiCo)
- アイアンマンヘビーメタル級王座(第1028・1032・1037代)
得意技
編集- ナッツクラッカー
- ダウンした相手の顔面を跨いでシットダウンし、そのままエビに固める。
- かわいくて強いテコンドー仕込みキック!
- 長い足や180度開脚を活かした各種キック。
- アフターバーン
- 跳び後ろ回し蹴り。
- ウーマンズリベレイション
- 旋回しての延髄蹴り
入場テーマ曲
編集- 『Burn the Disco Floor with Your 2-step!!』 - (Fear, and Loathing in Las Vegas)
メディア出演
編集テレビ
編集- ZIP!(日本テレビ、2014年5月)
- 噂の現場直行ドキュメン ガンミ!!(TBS、2014年6月)
- 大阪ワイドショー(MBS、2014年9月)
- ネットで調べてもほとんど出てこない裏ニュース(テレビ東京、2014年12月)
- 有田チルドレン(TBSテレビ、2015年6月)
- ダウンタウンDX(読売テレビ、2015年11月)
- saku saku(テレビ神奈川、2016年1月) - ユニットを組んだトミタ栞と共演。
- ネプ&イモトの世界番付(日本テレビ、2016年2月) - オーストラリア代表として出演。
- ビットワールド(NHK Eテレ、2016年 - 2017年) - カオスダマン役。
- トイレ観光 (テレビ東京系列、2017年10月2・9日)
- 洋楽天国+(テレビ神奈川、2018年4月 - 2019年3月) - 番組ナビゲーター。
- 焼肉プロレス第8戦(テレビ大阪、2019年8月21日) - 天使ビアちゃん役
他
ラジオ・PODCAST
編集- Cat with Beard from JAPAN (文化放送、2022年4月‐)
Webアニメ
編集- アニメで分かる心療内科(ピアちゃん)
CM
編集- 早稲田塾(2014年、共演:セーラー服おじさん)
- SUUMO(2014年)
- スマートフォンゲーム「虹色カノジョ」(2014年)
- 高須クリニック(2014年、共演:ボブ・サップ)
- ランドセル ふわりぃ(2014年8月、リチャード・M名義)
- DeNA「パズル戦隊デナレンジャー」(2014年)
- Web限定動画 日本ケンタッキー・フライド・チキン「TARESSENCE(タレッセンス)」チキン派族長 役(2016年10月3日、共演:えなこ、セーラー服おじさん)[7]
他
出版物
編集- 写真集「Sing,Dance,DESTROY!!」(株式会社オパルス刊、2014年5月)
- 写真集「HIGE-GODDESS」(株式会社オパルス刊、2016年9月)
- ムック「レディビアード外伝」(株式会社オパルス刊、2016年9月)
イメージDVD
編集- 「永遠の髭少女」(2014年8月、DDTプロレスリング)
- 「レディビアード ジャスティス☆ファイト」(2015年2月。h・m・p)
脚注
編集- ^ a b c d “CHINA SHANGHAI LADYBEARD”. Associated Press.. 2016年8月29日閲覧。
- ^ a b “Australian wrestler Ladybeard aka Rick Magarey is taking Japan by storm”. Daily Mail Online.. 2016年8月29日閲覧。
- ^ a b c d “Upclose with Wu So Lui”. HK Magazine.. 2016年8月29日閲覧。
- ^ “LADYBABYからレディビアード脱退、れい&理江は改名して再始動”. 音楽ナタリー. (2016年8月1日) 2016年8月1日閲覧。
- ^ “レディビアード&“筋肉アイドル”才木玲佳が霊長類最強アイドルユニット結成”. 音楽ナタリー. (2017年3月1日) 2017年3月1日閲覧。
- ^ “レディビアードさんの「好きなちびまる子ちゃんキャラランキング」”. みんなのランキング. 2020年4月29日閲覧。
- ^ “古代エジプト時代から続く、2つの部族の頂上決戦!“究極のタレ”に選ばれるのはどちらの新商品か?タレへの想いが詰まったWeb限定動画、本日公開”. @Press:アットプレス (2016年10月3日). 2016年10月3日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- レディービアード(Ladybeard) オフィシャルサイト
- レディビアード オフィシャルブログ
- レディビアード - DDTプロレスリング
- Ladybeard (@ladybeard_japan) - X(旧Twitter)
- Ladybeard (@ladybeard_japan) - Instagram
- レディビアード(Ladybeard)の元気になる配信! - SHOWROOM