レディアンス・オブ・ザ・シーズ
クルーズ客船
レディアンス・オブ・ザ・シーズ(Radiance of the Seas)、またはレイディアンス・オブ・ザ・シーズは、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航しているクルーズ客船。
レディアンス・オブ・ザ・シーズ | |
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基本情報 | |
船種 | クルーズ客船 |
船籍 | バハマ・ナッソー |
運用者 | ロイヤル・カリビアン・インターナショナル |
建造所 | マイヤー・ヴェルフト |
姉妹船 |
ブリリアンス・オブ・ザ・シーズ セレナーデ・オブ・ザ・シーズ ジュエル・オブ・ザ・シーズ |
建造費 | 3億5千万ドル |
信号符字 | C6SE7 |
IMO番号 | 9195195 |
MMSI番号 | 311319000 |
経歴 | |
進水 | 2000年10月14日 |
竣工 | 2001年3月9日 |
就航 | 2001年4月7日 |
要目 | |
総トン数 | 90,090トン |
載貨重量 | 10,759トン |
全長 | 293.2m |
幅 | 32.2m |
喫水 | 9.0m |
機関方式 | ガスタービン+蒸気タービン・エレクトリック(COGES) |
主機関 | GEマリン LM2500+型×2基 |
出力 |
78,600馬力(総出力) 54,400馬力(推進出力) |
航海速力 | 24.0ノット |
旅客定員 | 2,112名(最大 2,500名) |
乗組員 | 858名 |
概要
編集レディアンス・オブ・ザ・シーズ級(ロイヤル・カリビアン・インターナショナルではヴァンテージ・クラスと呼称)の1番船で、2001年3月9日、ドイツのマイヤー・ヴェルフトで竣工。船価は3億5千万ドル。 4月6日に行われた命名式にて、Margot Pritzker(ハイアット会長の妻)によって命名され、翌7日よりパナマ運河クルーズに就航した。 本船は環境に配慮して、先に建造されたセレブリティ・クルーズのミレニアム級と同様のGEマリン LM2500+型ガスタービン2基とその排気熱を利用した蒸気タービン1基で発電するCOGESと呼ばれる電気推進システムを採用し、NOx排出量を大幅に低減させた。 その電力により2基のアジポッド推進器を駆動し航行する。 2011年5月~6月にはオアシス・オブ・ザ・シーズ級と同様の施設・サービス等を取り入れて船内設備を更新する大規模改装を行った。 また、同型の2番船が2002年に、3番船が2003年に、4番船が2004年に建造された。
同型船
編集- 2番船 「ブリリアンス・オブ・ザ・シーズ(Brilliance of the Seas)」
- 2002年7月5日竣工。
- 3番船 「セレナーデ・オブ・ザ・シーズ(Serenade of the Seas)」
- 2003年7月30日竣工。
- 4番船 「ジュエル・オブ・ザ・シーズ(Jewel of the Seas)」
- 2004年4月22日竣工。
参考文献
編集- 海人社『世界の艦船 増刊 世界のクルーズ客船 2009-2010』2009年12月号増刊 No.716
- 海人社『世界の艦船』2001年8月号 No.585
- 海人社『世界の艦船』2004年2月号 No.622
- 海人社『世界の艦船』2011年9月号 No.747
- 船舶技術協会『船の科学』2000年12月号 第53巻第12号
- 船舶技術協会『船の科学』2001年8月号 第54巻第8号