レッスルマニア36
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レッスルマニア36(WrestleMania 36)はWWEが主催するペイ・パー・ビューイベント、かつ年間最大で世界最大のプロレスイベントレッスルマニアの第36回大会。2020年4月4・5日(日本時間5・6日)にWWEネットワークで放送された。当初はフロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催される予定だったが[2][3]、新型コロナウイルスの大流行の影響で会場をパフォーマンスセンターに変更となった[4][5]。さらに開催日をNXTテイクオーバーが予定していた4日を追加し2日間拡大。前身のWWF時代からペイ・パー・ビューイベントとしては史上初めて観客なしで行われた[6]。
WrestleMania 36 | ||||
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情報 | ||||
主催 | WWE | |||
ブランド |
ロウ スマックダウン NXT | |||
開催日 | 2020年3月25–26日(4月4–5日放送)[1] | |||
観客数 | 無観客開催 | |||
都市 | アメリカ合衆国フロリダ州オーランド | |||
会場 | WWEパフォーマンスセンター | |||
レッスルマニア年表 | ||||
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概要
編集背景
編集開催地は2019年3月7日に発表された。タンパでの開催は初。前後にはアマリー・アリーナでWWE殿堂入り式典、スマックダウン、NXTテイクオーバー、ロウ、タンパ・コンベンションセンターではレッスルマニア・アクセスが行われる予定だった。しかし新型コロナウイルス感染症の流行により、3月頃から世界中でスポーツなどのライブイベントが数多く中止となった。
3月16日、WWEはレイモンド・ジェームス・スタジアムでの有観客開催を断念するも、オーランドのパフォーマンスセンターにてWM36を無観客で行うことを発表[7]。3月18日には中止となったNXTテイクオーバー:タンパベイの穴埋めとして4月4日も開催が決定し、史上初の無観客開催かつ2日間開催となった。また進行役に元NFL選手ロブ・グロンコウスキーが務めることが発表[8]。グロンコウスキーはレッスルマニア33に登場したことがある.[9]。
さらに3月21日には同大会前後を含むTVショウを集中的に収録。3月25・26日に本大会収録をするとPWInsiderが報じている[1]。
ストーリー
編集メインイベント
編集1月26日にヒューストンで行われたRoyal Rumbleで優勝したドリュー・マッキンタイアは、翌日の『ロウ』でブロック・レスナーとのWWE王座に挑む決意を表明[10]。その後、Super ShowDownでリコシェから王座を防衛したレスナーと正式に王座戦が組まれる。
2月27日のSuper ShowDownで行われたガントレット形式トゥワイク杯戦。AJスタイルズは終盤まで生き残り、あとはレイ・ミステリオを撃破するのみとなった。しかし、スタイルズはミステリオを手下であるカール・アンダーソンとルーク・ギャローズに襲撃させる。そのまま勝利かと思われた矢先、ジ・アンダーテイカーが登場。チョークスラムを喰らい、あと一歩のところでトゥワイク杯を逃す。3月7日のRAWにて、スタイルズは本大会でテイカーへの挑戦を発表する。
2月27日のスーパー・ショーダウンでゴールドバーグはユニバーサル王座を奪取し、翌日の『スマックダウン』で、次期挑戦者をロマン・レインズを指名。しかしレインズはコロナ感染と2018年に公表した白血病の合併症のリスクから、相手をブラウン・ストローマンに変更して対戦する[11]。
その他の試合
編集一方女子ロイヤルランブル戦を制した女王シャーロットはNXT女子王座を標的にリア・リプリーを襲撃する。2・16NXTテイクオーバー:ポートランドでの王座戦、防衛に成功したリプリーはシャーロットを襲撃。シャーロットは「レッスルマニアで会おうぜ」と堂々と王座戦予告を宣告した。
去年のレッスルマニアで史上初女子の試合でメインイベントとして行われ、ロウ・スマックダウン(その後王座陥落)女子王者を奪取した"ザ・マン"ベッキー・リンチは3・8に行うエリミネーション・チェンパー戦で6人で次期挑戦者を決定[12]。アスカを破ったNXTのシェイナ・ベイズラーが挑戦権を獲得した。
試合結果
編集第一部
編集No. | 結果 | 試合形式 | 時間[13] |
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1P | ●ドリュー・グラック vs. セザーロ○ | スペシャルシングルマッチ[14] | – |
2 | ●ザ・カブキ・ウォーリアーズ (アスカ & カイリ・セイン) (c) vs. アレクサ・ブリス&ニッキー・クロス○ | WWE女子タッグ選手権[15] | – |
3 | ○アライアス vs. キング・コービン● | シングル戦[16] | – |
4 | ○ベッキー・リンチ (c) vs. シェイナ・ベイズラー● | WWEロウ女子王座戦[17] | – |
5 | ○サミ・ゼイン (c) vs. ダニエル・ブライアン● | WWEインターコンチネンタル王座戦[18] | – |
6 | ○ジョン・モリソン (c) vs. コフィ・キングストン vs. ジミー・ウーソ | トリプルスレッドラダー形式WWEスマックダウンタッグ王座戦[19] | – |
7 | ○ケヴィン・オーウェンズ vs. セス・ロリンズ● | ノーDQ戦[20] | – |
8 | ●ゴールドバーグ (c) vs. ブラウン・ストローマン○(当初はローマン・レインズが挑戦予定だったが、レインズが出場を辞退したため、ストローマンが代役として出場した) | WWEユニバーサル王座戦[21] | – |
9 | ●AJスタイルズ vs. ジ・アンダーテイカー○ | ボーンヤード戦[22] | – |
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第二部
編集No. | 結果 | 試合形式 | 時間[23][24] |
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1P | ○リヴ・モーガン vs. ナタリヤ● | スペシャルシングルマッチ[14] | – |
2 | ●リア・リプリー (c) vs. シャーロット・フレアー○ | NXT女子王座戦[25] | – |
3 | ○アリスター・ブラック vs. ボビー・ラシュリー (with ラナ)● | シングル戦[26] | – |
4 | ○オーティス vs. ドルフ・ジグラー (with マンディ・ローズ)● | シングル戦[27] | – |
5 | ○エッジ vs. ランディ・オートン● | ラストマン・スタンディング戦[28] | – |
6 | ○ザ・ストリート・プロフィッツ (アンジェロ・ドーキンス & モンテズ・フォード) (c) vs. オースティン・セオリー & エンジェル・ガルサ (with ゼリーナ・ヴェガ)● | WWEロウタッグ王座戦[29] | – |
7 | ○ベイリー (c) vs. サーシャ・バンクス vs. レイシー・エヴァンス● vs. ナオミ vs. タミーナ | 5パックエリミネーションチャレンジ形式WWEスマックダウン女子王座戦[30] | – |
8 | ●ジョン・シナ vs. "ザ・フィーンド"・ブレイ・ワイアット○ | ファイアフライ・ファンハウス戦 [31] | – |
9 | ●ブロック・レスナー (c) vs. ドリュー・マッキンタイア○ | WWE王座戦[32] | – |
10D | ○ドリュー・マッキンタイア (c) vs. ビッグ・ショー● | WWE王座戦[33][34] | 6:55[35] |
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脚注
編集- ^ a b Johnson, Mike (March 21, 2020). “WWE TAPING UPDATES”. PWInsider. March 22, 2020閲覧。
- ^ “WWE and local dignitaries officially announce that WrestleMania 36 will take place in Tampa Bay in 2020”. WWE. March 7, 2019閲覧。
- ^ “WrestleMania 36 location: WWE returns to Florida with 2020 show in Tampa Bay”. CBSSports.com (March 7, 2019). May 28, 2019閲覧。
- ^ “シュールの極致?今年のWWEレッスルマニアは無観客試合で決行”. 【SPAIA】スパイア (2020年4月1日). 2020年11月16日閲覧。
- ^ Jackson, Amanda (March 8, 2019). “WWE to hold WrestleMania without fans”. CNN. May 28, 2019閲覧。
- ^ “WWE statement regarding WrestleMania 36”. WWE (March 16, 2020). March 16, 2020閲覧。
- ^ Powell, Jason (March 16, 2020). “WrestleMania officially moved to the WWE Performance Center”. Pro Wrestling Dot Net. March 18, 2020閲覧。
- ^ Maglio, Tony (2020年3月18日). “WWE Splits Audience-Less WrestleMania 36 Into Two Nights” (英語). TheWrap. 2020年3月18日閲覧。
- ^ “Rob Gronkowski helps Mojo Rawley win the Andre the Giant Memorial Battle Royal”. WWE.com (April 2, 2017). April 24, 2017閲覧。
- ^ Powell, Jason. “01/27 WWE Raw Results: Powell’s review of Edge’s return, Royal Rumble winners Drew McIntyre and Charlotte Flair, Seth Rollins and Buddy Murphy vs. Samoa Joe and Kevin Owens for the Raw Tag Titles, Liv Morgan vs. Lana”. Pro Wrestling Dot Net. January 28, 2020閲覧。
- ^ Powell, Jason (April 3, 2020). “4/3 WWE Friday Night Smackdown results: Powell’s review of the final push for WrestleMania 36 with John Cena responding to Bray Wyatt’s challenge to a Firefly Funhouse match, Miz TV with The Usos and New Day”. ProWrestling.net. April 3, 2020閲覧。
- ^ “WWE announces the women’s Elimination Chamber match participants, winner to face Becky Lynch for the Raw Women’s Championship at WrestleMania”. Pro Wrestling Dot Net. February 17, 2020閲覧。
- ^ “WrestleMania 36 Kickoff Show results: Powell’s live review of the night one pre-show”. Pro Wreslting Dot Net (April 4, 2020). April 4, 2020閲覧。
- ^ a b “WrestleMania Kickoff airs tonight and tomorrow beginning at 6 ET/3 PT”. WWE (April 3, 2020). April 4, 2020閲覧。
- ^ “WWE Women's Tag Team Champions The Kabuki Warriors vs. Alexa Bliss & Nikki Cross”. WWE (March 30, 2020). March 30, 2020閲覧。
- ^ “Elias vs. King Corbin”. WWE. March 23, 2020閲覧。
- ^ “Raw Women’s Champion Becky Lynch vs. Shayna Baszler”. WWE. March 8, 2020閲覧。
- ^ “Intercontinental Champion Sami Zayn vs. Daniel Bryan”. WWE (March 27, 2020). March 27, 2020閲覧。
- ^ “SmackDown Tag Team Champion John Morrison vs. Jimmy Uso vs. Kofi Kingston (Triple Threat Ladder Match)”. WWE. April 4, 2020閲覧。
- ^ Benigno, Anthony (March 16, 2020). “Kevin Owens vs. Seth Rollins”. WWE. March 16, 2020閲覧。
- ^ “Universal Champion Goldberg vs. Braun Strowman”. WWE. April 3, 2020閲覧。
- ^ “The Undertaker vs. AJ Styles”. WWE (March 16, 2020). March 16, 2020閲覧。
- ^ “WrestleMania 36 Kickoff Show results: Powell’s live review of the Night Two pre-show featuring Liv Morgan defeated Natalya”. Pro Wreslting Dot Net (April 5, 2020). April 5, 2020閲覧。
- ^ “WrestleMania 36 results: Powell’s live review of Night Two featuring Brock Lesnar vs. Drew McIntyre for the WWE Championship, John Cena vs. “The Fiend” Bray Wyatt in a Firefly Funhouse match, Edge vs. Randy Orton in a Last Man Standing match, Rhea Ripley vs. Charlotte Flair for the NXT Women’s Championship”. Pro Wreslting Dot Net (April 5, 2020). April 5, 2020閲覧。
- ^ “NXT Women’s Champion Rhea Ripley vs. Charlotte Flair”. WWE. February 16, 2020閲覧。
- ^ “Aleister Black vs. Bobby Lashley”. WWE. March 23, 2020閲覧。
- ^ “Otis vs. Dolph Ziggler”. WWE (March 30, 2020). March 30, 2020閲覧。
- ^ “Edge vs. Randy Orton (Last Man Standing Match)”. WWE. March 23, 2020閲覧。
- ^ “Raw Tag Team Champions The Street Profits vs. Austin Theory & Angel Garza”. WWE (March 31, 2020). March 31, 2020閲覧。
- ^ “SmackDown Women’s Champion Bayley vs. Sasha Banks vs. Lacey Evans vs. Tamina vs. Naomi (WrestleMania Fatal 5-Way Elimination Match)”. WWE (March 20, 2020). March 20, 2020閲覧。
- ^ “John Cena vs. "The Fiend" Bray Wyatt”. WWE. February 28, 2020閲覧。
- ^ “WWE Champion Brock Lesnar vs. Drew McIntyre”. WWE. January 27, 2020閲覧。
- ^ 4月6日『ロウ』で放送された
- ^ “WWE Champion Drew McIntyre def. Big Show”. WWE (April 6, 2020). April 6, 2020閲覧。
- ^ Powell, Jason (April 6, 2020). “4/6 WWE Raw Results: Powell’s live review of the night after WrestleMania 36 edition featuring new WWE Champion Drew McIntyre, what’s next for Edge, Seth Rollins, Becky Lynch, and Shayna Baszler”. ProWrestling.net. Last Row Media. April 7, 2020閲覧。