レスリー・ハワード (ピアニスト)

レスリー・ハワード(Leslie Howard、1948年4月29日 - )は、オーストラリアピアニストメルボルン出身。

ハイペリオンフランツ・リストのピアノ作品全曲録音集[注釈 1]を残したことで有名。録音技術が確立してから今日(2016年)まで、ハワードしか録音を残していない曲が数多くある[注釈 2]。他にも、現在安定して入手できる音源として存在している録音は彼のものだけ[注釈 3]、という曲も多くある為に彼のリスト全曲録音集は資料として非常に価値のある貴重なものである。

ハワードは作曲家、音楽学者としても活動しており、上記のリスト全集においては未完成作品の補筆も手がけている。また、パガニーニヴァイオリン協奏曲第1番の初稿を自筆譜にさかのぼって校訂・出版したのが有名。現在はユトレヒト・リスト国際ピアノコンクールの審査委員[1]を務めている。

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし、二台ピアノ用編曲やハノン的な「68の練習曲」などは未収録
  2. ^ パガニーニによる超絶技巧練習曲4番第1稿など。
  3. ^ 超絶技巧練習曲第2稿など。但し、6番、7番、9番、11番は大井和郎も録音を残している

出典

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  1. ^ COMPETITION 2022”. www.liszt.nl. www.liszt.nl. 2021年12月26日閲覧。

外部リンク

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