HD 116798

おおぐま座の恒星
ルートヴィッヒの星から転送)

HD 116798は、おおぐま座にある恒星。地球からは北斗七星二重星ミザールアルコルの間に見えるが、8等級の暗い星であり、肉眼では見えない。

ルートヴィッヒの星
Sidus Ludoviciana
仮符号・別名 HD 116798[1]
星座 おおぐま座
見かけの等級 (mv) 7.58[1]
発見
発見者 ベネデッド・カステリ
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  13h 24m 51.8439s[1]
赤緯 (Dec, δ) +54° 53′ 50.905″[1]
赤方偏移 -0.000016[1]
視線速度 (Rv) -4.9km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -19.7 ミリ秒/年[1]
赤緯:-4.7ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 11.12 ± 0.26ミリ秒[1]
(誤差2.3%)
距離 293 ± 7 光年[注 1]
(90 ± 2 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 2.2[注 2]
物理的性質
スペクトル分類 A5[1]
色指数 (B-V) 0.29[1]
他のカタログでの名称
Sidus Ludvicianum, AG +55 886,
BD+55 1602,
SAO 28748[1],
TYC 3850-257-1
Template (ノート 解説) ■Project

概要

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1616年に、ガリレオ・ガリレイの友人で助手のベネデット・カステリ英語版が発見した[2]

1722年、ルートヴィヒ大学の数学と神学の教授であったヨハン・ゲオルク・リープクネヒト英語版が新惑星を発見したと勘違いし、17世紀にルートヴィヒ大学を創設したヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ5世を記念して Sidus Ludvicianum[1](ルートヴィッヒの星)と名づけた[2]

脚注

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注釈

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  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。小数第1位まで表記

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n Result for Sidus Ludvicianum”. SIMBAD. 2015年7月28日閲覧。
  2. ^ a b Leos Ondra (2000年). “New View Of Mizar”. 2015年7月29日閲覧。