ルーク・ブランドン・スコットLuke Brandon Scott, 1978年6月25日 - )はアメリカ合衆国フロリダ州デレオン・スプリングス出身の元プロ野球選手外野手一塁手)。右投左打。

ルーク・スコット
Luke Scott
レイズ時代(2012年5月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州デレオン・スプリングス
生年月日 (1978-06-25) 1978年6月25日(46歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 左翼手一塁手
プロ入り 2001年 MLBドラフト9巡目でクリーブランド・インディアンスから指名
初出場 MLB / 2005年4月5日 セントルイス・カージナルス
KBO / 2014年3月29日 ネクセン・ヒーローズ
最終出場 MLB / 2013年9月27日
KBO / 2014年7月4日 ロッテ・ジャイアンツ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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プロ入りとマイナー時代

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オクラホマ州立大学を卒業し、2001年クリーブランド・インディアンスから9巡目指名を受けてプロ入り。マイナー時代はベネズエラリーグにも所属した。

アストロズ時代

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2004年の開幕前にヒューストン・アストロズへトレードで移籍。

2005年4月5日にメジャーリーグデビュー。

2006年7月28日にはメジャー初本塁打を打った試合でサイクル安打を達成する快挙を達成している。2006年シーズン後半から2007年シーズンを通して右翼手のレギュラーとして定着した。

オリオールズ時代

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2007年シーズンオフにデニス・サファテら若手4選手と共にミゲル・テハダとのトレードでボルチモア・オリオールズに移籍。 移籍元年の2008年はレギュラーとして148試合に出場し、自己最高の成績を更新した。

2010年は打率.284、27本塁打、72打点、OPS.903を記録し、32歳にして自己最高のシーズンとなった。チームの主砲として君臨した。 オフの12月に、バラク・オバマ大統領は米国生まれではないと確信していると発言し、物議を醸した[1][2]。オリオールズは即座に、「スコットの発言は球団とは一切関係がなく、個人の独断によるものである」という旨のコメントを発表した[3]

2011年オフにFAとなる。

レイズ時代

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2011年12月11日タンパベイ・レイズと1年総額500万ドルで契約を結んだ。

2013年2月6日に1年275万ドルで契約を更新した。10月31日にFAとなった。

SK時代

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2013年12月19日、韓国プロ野球・SKワイバーンズと1年30万ドルで契約した。

2014年、故障もあり33試合の出場ながら打率.267、6本塁打、OPS.897の成績を残していたが、監督の李萬洙との口論もあり7月16日にウェーバー公示され退団となった。

ブルージェイズ傘下時代

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2015年3月にメキシカンリーグプエブラ・パロッツと契約。28試合の出場で打率.292、7本塁打、OPS.919の成績を残すが5月13日に自由契約となり、翌日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結ぶ。8月13日に自由契約となる。

この年を最後に、どのプロ野球チームにも所属していない[4]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2005 HOU 34 89 80 6 15 4 2 0 23 4 1 1 0 0 9 1 0 23 0 .188 .270 .288 .557
2006 65 249 214 31 72 19 6 10 133 37 1 2 0 1 30 4 4 43 2 .336 .426 .621 1.047
2007 132 425 369 49 94 28 5 18 186 64 1 3 0 1 53 4 2 95 8 .255 .351 .504 .855
2008 BAL 148 536 475 67 122 29 2 23 224 65 2 2 0 3 53 10 5 102 7 .257 .336 .472 .807
2009 128 506 449 61 116 26 1 25 219 77 0 0 0 1 55 5 1 104 4 .258 .340 .488 .828
2010 131 517 447 70 127 29 1 27 239 72 0 2 0 7 59 4 4 98 9 .284 .368 .535 .902
2011 64 236 209 24 46 11 0 9 84 22 1 1 0 2 24 1 1 54 2 .220 .301 .402 .703
2012 TB 96 344 314 35 72 22 1 14 138 55 0 5 0 4 21 3 5 80 9 .229 .285 .439 .724
2013 91 291 253 27 61 13 2 9 105 40 1 1 0 4 30 1 4 63 5 .241 .326 .415 .741
2014 SK 33 130 105 17 28 7 0 6 53 17 0 0 0 2 20 1 3 18 1 .267 .392 .505 .897
MLB:9年 889 3193 2810 370 725 181 20 135 1351 436 17 7 0 23 334 33 26 662 46 .258 .340 .481 .821
KBO:1年 33 130 105 17 28 7 0 6 53 17 0 0 0 2 20 1 3 18 1 .267 .392 .505 .897
  • 2014年度シーズン終了時

背番号

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  • 30 (2005年 - 2013年)
  • 34 (2014年)

脚注

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  1. ^ Luke Scott, Orioles star, takes 'birther' side -- Obama was not born in the United States, Associated Press(英語), 2010年12月12日閲覧
  2. ^ オバマの本当の出生地は実はケニアであり、大統領の資格がないという疑惑は、2008年頃から保守派によって盛んに主張され、「バーサー(Birther)運動」と呼ばれている。2010年8月の世論調査では、米国人の27%が「オバマ氏は出生を偽っている」、もしくは「オバマ氏の出生証明書は偽物」と考えていることが明らかになった。(参考リンク:オバマ大統領は「外国生まれ」、米国人の4人に1人が回答
  3. ^ David Brown(2010-12-08), Orioles issue statement on Scott's statements on Obama, Yahoo!Sports(英語), 2010年12月12日閲覧
  4. ^ At 39, free agent Luke Scott eyes baseball comeback”. USA TODAY (2018年3月1日). 2021年8月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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