ルナ1958B
ルナ1958B[1][2]、またはルナE-1 No.2はソビエト連邦のルナ計画における2番目の月探査機である。打上げに失敗し、目的の月面衝突は達成されなかった。4機のルナE-1シリーズの2番機である[3]。
ルナ1958B | |
---|---|
主製造業者 | OKB-1 |
衛星バス | ルナE-1 |
任務 | 月面衝突 |
打上げ日時 | 1958-10-11 |
輸送ロケット | ルナ 8K72 s/n B1-4 |
打上げ場所 | バイコヌール宇宙基地 Site 1/5 |
質量 | 361 kg |
軌道要素 | |
軌道 | 打上げ失敗 |
概要
編集ルナ1958Bは重量361 kgの球形。予定では地球より観測しやすいように、機体より1 kgのナトリウムを放出して彗星のように光らせることとなっていた[4]。
1958年10月11日、ルナ1958Bはバイコヌール宇宙基地ガガーリン発射台よりルナ8K72ロケットに搭載されて打上げられた[5][6]。
打上げより104秒後、ロケットのブースターによる共振が発生、ロケットは分解した[5]。3週間前に打上げられたルナ1958Aと同じ原因であった[5]。
脚注
編集- ^ これはNASAによる名称である
- ^ Williams, David R. (6 January 2005). “Tentatively Identified Missions and Launch Failures”. NASA NSSDC. 30 July 2010閲覧。
- ^ Krebs, Gunter. “Luna E-1”. Gunter's Space Page. 26 July 2010閲覧。
- ^ Wade, Mark. “Luna E-1”. Encyclopedia Astronautica. 2010年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月26日閲覧。
- ^ a b c Wade, Mark. “Soyuz”. Encyclopedia Astronautica. 2010年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月26日閲覧。
- ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 26 July 2010閲覧。