リライアンス・インダストリーズ

インドのコングロマリット企業

リライアンス・インダストリーズ英語:Reliance Industries Limited、略称:RIL ヒンディー語:रिलायन्स इण्डस्ट्रीज)は、インドマハーラーシュトラ州ムンバイに本社を置く、石油化学を中心に、石油・ガス開発、小売、インフラ、バイオテクノロジーなどの事業を手がけるインド最大のコングロマリット。筆頭株主はインド一の富豪であるムケシュ・アンバニ

リライアンス・インダストリーズ
Reliance Industries Limited
種類 公開株式会社
市場情報 BSE500325
NSERELIANCE
LSERIGD
本社所在地 インドの旗 インド
ムンバイ
設立 1958年
業種 石油石炭製品
事業内容 天然資源開発・重化学工業製品
売上高 約9兆7652億ルピー(2023年)
営業利益 約9484億ルピー(2023年)
従業員数 342,982 (2022年)[1]
外部リンク http://www.ril.com/
テンプレートを表示

概要

編集

インド民間部門では最大規模を誇り、リライアンス財閥の中核事業体である。主要事業は石油探索・生産・精製、ポリエステルアクリルポリマープラスチック化学繊維原料、洗剤原料の製造に従事している。1980年代までは繊維業専業であったが、国内の経済成長に合わせて石油化学分野に進出している。インド西部を中心に同国最大級の原油処理規模を有する。

グループ分割

編集

創業者であるディルバイ・アンバニの死後、長男ムケシュ・アンバニと次男アニル・アンバニが経営権を巡って対立し、母親の仲介によりグループを2分割した。ムケシュはグループの中核企業であったリライアンス・インダストリーズを、アニルは金融、通信、電力、インフラ、メディアなどの事業を引き継ぎ、リライアンス・ADA・グループを設立した。しかし、グループ分割後もアニルによる南アフリカの通信企業MTNへの買収提案や、天然ガス田の権益などを巡って対立を繰り返している。

脚注

編集
  1. ^ “[https://web.archive.org/web/20180613111459/http://www.ril.com/getattachment/f58007ba-3402-4f7f-8a25-84bd6c85e4a4/AnnualReport_2017-18.aspx INTEGRATED ANNUAL REPORT 2017-18]”. 13 June 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。13 June 2018閲覧。

参考文献

編集
  • 新華ファイナンスジャパン:編『中国・インド企業データ 2006-2007』毎日新聞社、2006年

外部リンク

編集
リライアンス・インダストリーズのビジネスデータ: Google FinanceYahoo! FinanceブルームバーグロイターFINANCIAL TIMESinvesting.com
Annual Report - annualreports.com (英語)