リューネ・グラモフォン
リューネ・グラモフォン[1](Rune Grammofon)は、1998年にリューネ・クリストファーセン(Rune Kristoffersen)によって設立されたノルウェーのレコード・レーベル[2]。ノルウェーのアーティストたちによる愛情を込めて発表された実験的な電子音楽、ジャズ、即興の音楽に対するリューネ・グラモフォンの評判は長年にわたって上がってきており、そのアーティストたちは『The Wire』や『Plan B』などの雑誌で大きく特集されている[2]。
リューネ・グラモフォン Rune Grammofon | |
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設立 | 1998年 |
設立者 | リューネ・クリストファーセン |
販売元 | ECM (2002年–2005年) 自主配給 (1998年–2002年、2005年– ) |
ジャンル | 様々 |
国 | ノルウェー |
本社所在地 | オスロ |
公式サイト | runegrammofon |
このレーベルは、広く尊敬を集める即興グループのスーパーサイレントや、そのメンバーであるデスプロッドことヘルゲ・ステンや、アルヴェ・ヘンリクセンたちによるソロ作品の拠点となっている。その他の注目すべきリリースには、シャイニング、スザンナ・アンド・ザ・マジカル・オーケストラ、ジョノ・エル・グランデ、スカイフォン、アログ、フォノファニ、フードの作品がある。
2000年、レーベルはECMとの配給契約に署名し、レーベルの視聴者を大幅に増やした。この取引は、2005年初頭に終わりを告げた。
2003年11月、このレーベルは、2枚組コンピレーションCDと、キム・ヨーソイ(Kim Hiorthøy)による高く評価されたデジパック・デザインの数々を収めた本のセットを発表することにより、30回目のリリースを祝した[3]。アップデートされた第2版は、2008年12月にリリースされた[4]。
ディスコグラフィ
編集→詳細は「en:List of Rune Grammofon albums」を参照
脚注
編集- ^ 「ルネ・グラモフォン」「ルーネ・グラモフォン」「ルーン・グラモフォン」の表記もある。
- ^ a b McLean, David (15 April 2010). “Rune Grammofon: Mutation and Reevaluation”. All About Jazz. 9 June 2010閲覧。
- ^ Kristoffersen, Rune; Young, Rob; Shaughnessy, Adrian (2003). Money Will Ruin Everything. ISBN 82-996734-0-2
- ^ Dahlen, Chris (March 6, 2009). “Money Will Ruin Everything: The Second Edition”. Pitchfork. Pitchfork. January 4, 2020閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- リューネ・グラモフォンのディスコグラフィ - Discogs