リトル・オデッサ
『リトル・オデッサ』(原題:Little Odessa)は、1995年制作のアメリカ合衆国の映画。ジェームズ・グレイの監督デビュー作品。
リトル・オデッサ | |
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Little Odessa | |
監督 | ジェームズ・グレイ |
脚本 | ジェームズ・グレイ |
製作 | ポール・ウェブスター |
製作総指揮 | ニック・ウェクスラー |
出演者 |
ティム・ロス エドワード・ファーロング モイラ・ケリー ヴァネッサ・レッドグレイヴ マクシミリアン・シェル |
音楽 | ダナ・サノ |
撮影 | トム・リッチモンド |
編集 | ドリアン・ハリス |
製作会社 | ニュー・ライン・シネマ |
配給 |
Fine Line Features メディアボックス=シネセゾン |
公開 |
1995年9月19日 1995年12月23日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $2,300,000[1] |
興行収入 | $1,095,885[2] |
第51回ヴェネツィア国際映画祭助演女優賞(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、銀獅子賞受賞[3]。
リトル・オデッサとは、ニューヨーク・ブルックリン区のブライトン・ビーチ(Brighton Beach)の通称で、ロシア系、ウクライナ系の住民が多く住んでいる事から、ウクライナ最大の港湾都市オデッサの名を取って付けられたもの。
あらすじ
編集ニューヨーク・ブルックリン区のブライトン・ビーチ、通称・リトル・オデッサ。この地で生まれ育ったロシア系ユダヤ人で殺し屋のジョシュアは、ある人物の暗殺の仕事のため、二度と戻らぬと誓って飛び出したこの地に帰ってきた。
彼を英雄視する弟のルーベンは熱狂的に歓迎してくれたが、母のイリーナは脳腫瘍で死の床にあり、父のアルカディは人の道をそれた息子を許していなかった。ジョシュアはかつての恋人アラとも再会し、2人の恋は再び燃え上がるが、アラは彼に不安を覚えていた。
一方、息子をジョシュアに殺されたロシアン・マフィアのボス・ヴォルコフは、躍起になって彼の行方を追っていた。ヴォルコフは自分に借金があるアルカディに、ジョシュアの居所を教えるよう迫る。アルカディはついに息子を裏切り、居所を告げる。
兄の危機を察知したルーベンは、ジョシュアに急いで知らせようとするのだが…。
キャスト
編集- ジョシュア・シャピラ:ティム・ロス
- ルーベン・シャピラ:エドワード・ファーロング
- アラ:モイラ・ケリー
- イリーナ・シャピラ:ヴァネッサ・レッドグレイヴ
- アルカディ・シャピラ:マクシミリアン・シェル
- ボリス・ヴォルコフ:ポール・ギルフォイル