リディック: ギャラクシー・バトル
『リディック: ギャラクシー・バトル』(原題: Riddick)は、2013年にアメリカ合衆国で制作されたSF映画。2000年の『ピッチブラック』、2004年の『リディック』に続く、シリーズ三作目である。
リディック: ギャラクシー・バトル | |
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Riddick | |
監督 | デヴィッド・トゥーヒー |
脚本 | デヴィッド・トゥーヒー |
原作 |
キャラクター創造 ジム・ウィート ケン・ウィート |
製作 |
ヴィン・ディーゼル テッド・フィールド |
製作総指揮 |
サマンサ・ヴィンセント マイク・ドレイク ジョージ・ザック |
出演者 |
ヴィン・ディーゼル ジョルディ・モリャ マット・ネイブル ケイティー・サッコフ デイヴ・バウティスタ ボキーム・ウッドバイン ノーラン・ジェラード・ファンク カール・アーバン |
音楽 | グレーム・レヴェル |
撮影 | デヴィッド・エグビー |
編集 | トレイシー・アダムズ |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ エンターテインメント・ワン プレシディオ |
公開 |
2013年9月4日 2013年9月6日 2014年3月8日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $38,000,000[1] |
興行収入 |
$98,337,295[1] $42,025,135[1] |
前作 | リディック |
次作 | Riddick: Furya |
ストーリー
編集前回の戦いでネクロモンガーの王、ロード・マーシャルとなった凶悪犯罪者リディック。だが、部下に裏切られ、名も知らぬ惑星に一人置き去りにされた。持ち前の高い適応能力で凶暴な生物たちを倒したリディックは、惑星の探査を進めた。
賞金稼ぎが建てた無人の避難施設を発見したリディックは、救難用ビーコンで自身のデータを発信した。その信号に反応して飛来する2組の賞金稼ぎ。2艘目の船のリーダーであるジョンズは賞金首には興味がなく、リディックを捕えて何かを聞き出すことが目的だった。辺りをバイクで捜索するが、一人また一人とリディックに殺されて行く乗組員たち。
船の動力源であるポータブル式の「ノード」を失うと機能が停止するため、盗難予防で2艘のノードを避難施設の金庫に隠すジョンズたち。だが、リディックは策略を用いてノードを2つとも盗み、1つは返すから船を一艘残して立ち去れと交渉した。しかし、狙撃手の撃った麻酔弾によって捕われるリディック。
シェルターでリディックを拘束したジョンズは、10年前にリディックがある星に不時着した時に、仲間だった息子の死について説明を求めた。ジョンズはリディックが息子を殺したと信じているのだ。だが、リディックが口を割る前に、この星に無数に生息する凶暴な怪物がシェルターを攻撃して来た。次々に仲間を殺され、リディックを開放して共に戦うジョンズ。
ノードを返せば船を譲るという取り引きで、バイクで隠し場所へ向かうリディックやジョンズ。途中で部下のバイクに接触され、投げ出されたジョンズを救助するリディック。ノードは回収したがバイクは全て壊れ、船まで徒歩で帰らざるを得なくなった。隠し場所でジョンズの息子の死について、麻薬に溺れ、挙げ句に自殺したと告げるリディック。信じないジョンズにリディックは「騙す理由が無い」と返答した。
帰路に怪物の襲撃を受け、牙で深く刺されて倒れるリディック。ジョンズはノードを2つとも持って立ち去った。怪物に囲まれたリディックが逃げ場を失った時、ジョンズの乗った宇宙船が飛来して怪物たちを撃ち払った。リディックは約束通り船を一艘手に入れ、この惑星を後にした。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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リチャード・B・リディック | ヴィン・ディーゼル | 大塚明夫 |
サンタナ | ジョルディ・モリャ | 宮内敦士 |
ボス・ジョンズ | マット・ネイブル | 玉野井直樹 |
ダール | ケイティー・サッコフ | 斎藤恵理 |
ディアス | デイヴ・バウティスタ | 藤原貴弘 |
モス | ボキーム・ウッドバイン | 山田浩貴 |
ルナ | ノーラン・ジェラード・ファンク | 中村章吾 |
ヴァーコ | カール・アーバン | 宮内敦士 |
参考文献
編集- ^ a b c “Riddick” (英語). Box Office Mojo. 2014年8月12日閲覧。