ラーチャプラーロップ駅
タイの鉄道駅
ラーチャプラーロップ駅(ラーチャプラーロップえき、タイ語ป้ายหยุดรถไฟราชปรารภ)は、タイ王国、バンコク都ラーチャテーウィー区にあるタイ国有鉄道東本線及びエアポート・レール・リンクの駅。タイ国鉄による正式分類上では「駅」より格下の「停車場」である。このためラーチャプラーロップ停車場が正式名称となる。
ラーチャプラーロップ停車場 | |
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ราชปรารภ Ratchaprarop | |
◄パヤータイ (0.92 km) (1.81 km) マッカサン► | |
所在地 |
タイ王国 バンコク都 ラーチャテーウィー区 |
駅番号 | 3104 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 停車場 |
所属路線 | 東本線 |
キロ程 | 4.59 km(クルンテープ駅起点) |
電報略号 | รป. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1908年1月24日 |
タイ国有鉄道東本線
編集概要
編集1908年1月24日、当駅付近を含むタイ国鉄東本線第1期区間バンコク(フワランポーン) - チャチューンサオ間が開通。1936年10月15日には、当駅の東方のマッカサン駅と、西方の北本線チットラッダー王室駅との間を短絡する貨物線が開通し[1]、当駅付近では東線の本線と短絡線が並行して敷設されていた。
エアポート・レール・リンクの建設に際しては、西隣のパヤータイ駅の西方で本線から短絡線が分岐するように改められ、並行していた二線のうち一線分が撤去された。撤去により空いた用地を利用してエアポート・レール・リンクの高架橋が建設されている。
駅構造
編集当駅自体は片面ホーム1面1線の棒線駅で、地平駅である。エアポート・レール・リンクの建設前は側線等があったが、建設に伴い縮小された。
エアポート・レール・リンク
編集ラーチャプラーロップ駅 | |
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ราชปรารภ Ratchaprarop | |
◄マッカサンA6 パヤータイA8► | |
所在地 |
タイ王国 バンコク都 ラーチャテーウィー区 |
駅番号 | A7 |
所属路線 | エアポート・レール・リンク |
キロ程 | (スワンナプーム駅起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 2010年8月23日 |
概要
編集2006年9月28日に開港したスワンナプーム国際空港(新バンコク国際空港 New Bangkok International Airport, NBIA とも呼ばれている。)の旅客輸送を主目的として、2010年8月23日に正式開業。ラーチャプラーロップ通り沿いに位置する高架駅である。
駅構造
編集駅階層
編集3階 | ||
1番線 | マッカサン、スワンナプーム方面 | |
2番線 | パヤータイ行き | |
2階 | コンコース | 自動券売機、自動改札口 |
1階 | 出入口 | 駐車場 |
駅周辺
編集脚注
編集- ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.147
参考文献
編集- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5