ラ・パロマ (映画)
『ラ・パロマ』(スペイン語: La Paloma, 「鳩」の意)は、1974年(昭和49年)製作・公開、ダニエル・シュミット監督によるスイス・フランス合作の長編劇映画である。
ラ・パロマ | |
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La Paloma | |
監督 | ダニエル・シュミット |
脚本 | ダニエル・シュミット |
製作総指揮 | イヴ・ペイロ |
音楽 | ゴットフリード・ヒュンスベルク |
撮影 | レナート・ベルタ |
編集 | イラ・フォン・ハスペルク |
製作会社 |
アルトコ・フィルム、シテール・フィルム レ・フィルム・デュ・ローザンジュ |
配給 |
レ・フィルム・デュ・ローザンジュ アテネ・フランセ文化センター / 駐日スイス大使館 シネセゾン |
公開 |
1974年8月28日 1984年12月22日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 |
フランス スイス |
言語 |
ドイツ語 英語 |
略歴・概要
編集1972年(昭和47年)、『今宵かぎりは…』を監督してスクリーンデビューしたダニエル・シュミットの劇場用映画第2作である。デビュー作に引き続きイングリット・カーフェンを主演に起用、相手役はおなじく同作に出演したペーター・カーンを起用した。
タイトルの『ラ・パロマ』はカーフェン演じる娼館の歌手ヴィオラの通称であり、スペインの作曲家セバスティアン・イラディエルが作曲したハバネラの楽曲『ラ・パロマ』(1860年)に由来する。
DVDは、日本でのみリリースされており[1]、2001年(平成13年)にパイオニアLDC(現在のジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)が発売したが、2010年(平成22年)現在は廃盤である。
スタッフ・作品データ
編集- 監督・脚本 : ダニエル・シュミット
- 製作 : イヴ・ペイロ
- 撮影 : レナート・ベルタ
- 録音 : リュック・イェルサン
- 編集 : イラ・フォン・ハスペルク
- 音楽 : ゴットフリード・ヒュンスベルク
- 日本公開版字幕 : 吉岡芳子
- フォーマット : カラー映画 - スタンダード・サイズ(1.33:1) - モノラル録音
キャスト
編集- イングリット・カーフェン - ラ・パロマことヴィオラ
- ペーター・カーン - イシドール
- ペーター・シャテル - ラウル
- ジェローム=オリヴィエ・ニコラン - 「創造する力」
- ベアトリス・ストール - 女将
- ルートミラ・トゥセック
- マノン
- イレーネ・オルジャッティ
- ピエール・エデルナック - 手品師
- ビュル・オジエ - イシドールの母
- ロラン・ジュービ (クレジットなし)
関連事項
編集註
編集- ^ La Paloma/DVD、Internet Movie Database 、2010年2月3日閲覧。