ラヴ・ガン(Love Gun) は、アメリカのロック・バンドであるキッスが、1977年にリリースした彼らの同名アルバムに収録されている楽曲である。B面にはドラマーのピーター・クリスによる楽曲「ヒューリガン」が収録されている。

「ラヴ・ガン」
キッスシングル
初出アルバム『ラヴ・ガン
リリース
規格 7インチ
録音 レコード・プラント・スタジオ
ニューヨーク:1977年
ジャンル ハード・ロックヘヴィ・メタル
時間
レーベル カサブランカ・レコード
NB-895-AS (US)
作詞・作曲 ポール・スタンレー
プロデュース Eddie Kramer & KISS
キッス シングル 年表
クリスティーン・シックスティーン / ショック・ミー
(1977年)
ラヴ・ガン / ヒューリガン
(1977年)
狂気の叫び (ライヴ) / ナッシング・トゥ・ルーズ(ライヴ)
(1977)
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ギタリスト/ボーカリストのポール・スタンレーはインタビューで度々キッスの楽曲の中で最も好きな曲の一つに挙げている。また、「ラヴ・ガン」の歌詞がレッド・ツェッペリンの楽曲「ハウ・メニー・モア・タイムズ」の「ザ・ハンター」にインスパイアされたものであるとも明かしている。

ポール・スタンレーはレコーディングでベースを弾いている[1]

リリース以来、キッスの全てのツアーで演奏されているほか、全米シングル・チャートで最高55位と振るわなかったもにもかかわらず、キッスのベスト・アルバムやコンピレーション・アルバムの常連である[2]

カバー・バージョン

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1992年にリリースされたキッスのトリビュート・アルバム『ハード・トゥ・ビリーブ』でサーフィン・シーザーズによってカバーされた。2003年にはヘイシード・ディキシーが、キッスの曲をブルーグラスにアレンジしたトリビュート・アルバム『Kiss My Grass: A Hillbilly Tribute to Kiss』に収録された。スティクスのギタリストであるトミー・ショウは2004年にリリースされたキッスのトリビュート・アルバム『スピン・ザ・ボトル』でカバーしている。エレクトリック・ブリティッシュ・ロック・バンドのスタック・トリックはキッスのトリビュート・アルバム『Sheep in KISS Make Up』でカバー・バージョンを収録している。ドイツのギタリストであるアクセル・ルディ・ペルは、自身のアルバム『ダイアモンド・アンロックト』でカバーしている。キッスの元メンバーであるエース・フレーリーは自身のバンドでこの曲をカバーしている。

楽曲が使用された例

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  • 映画『デトロイト・ロック・シティ』のオープニング・クレジットで流れた。なお映画の題名もキッスの楽曲から名付けられた。
  • 2008年の映画『ぼくたちの奉仕活動』では、登場人物のホイーラー(ショーン・ウィリアム・スコット)が、ポール・スタンレーのペニスをモチーフにした楽曲であると説明するシーンで流れた。
  • ゲーム『Guitar Hero: Warriors Of Rock』で使用されている。

脚注

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