ランプ (光源)
灯りをともすための器具の総称
光源とランプ
編集三分類
編集光源は燃焼系光源、放電系光源、発光素子系光源に分けることがある[1]。
- 燃焼系光源
- 放電系光源
- 発光素子光源
- 発光素子を利用したもの - LEDランプ(LED照明)、エレクトロルミネセンス(EL)ランプ[1]
二分類
編集以下のように、光源の発光原理で熱放射とルミネセンスに分けることもある[2]。
- 熱放射
- 白熱発光 - 白熱電球、ハロゲンランプ
- 放電発光
- 高圧放電 - 水銀ランプ(水銀灯)、メタルハライドランプ、ナトリウムランプ(高圧ナトリウムランプ)
- 低圧放電 - ナトリウムランプ(低圧ナトリウムランプ)、ネオンランプ
- ルミネセンス
- 電界発光 - エレクトロルミネセンス(EL)ランプ、LEDランプ
- フォトルミネセンス
ランプの用途
編集一般照明用のほか、電球には特殊用途のものとして分光分布を制御した製品、配光を制御した製品、表示用小形電球(信号灯用、電話交換用など)、小形特殊電球(医療用、顕微鏡用、腕時計用など)、装飾用電球がある[3]。
特に分光分布を制御した製品には、着色電球(写真現像用の赤色電球など)、紫外線電球(鑑定用、ブラックライトなど)、赤外線電球(医療健康用、こたつ用など)がある[3]。
出典
編集- ^ a b c d 石田聖次「あかりとエコデザイン : 人と自然に優しい照明環境(<特集>エコデザイン)」『{デザイン学研究特集号』第18巻第3号、2011年、60-65頁、doi:10.11247/jssds.18.3_60、2023年4月10日閲覧。
- ^ 岩井彌「照明視環境設計の立場からのLED照明の技術の色彩」『映像情報メディア学会誌』第69巻第9号、2015年、707-713頁、doi:10.3169/itej.69.707、2023年4月10日閲覧。
- ^ a b 石﨑有義. “白熱電球の技術の系統化調査”. 独立行政法人国立科学博物館産業技術史資料情報センター. 2022年7月17日閲覧。