ラブ IN ニューヨーク
『ラブ IN ニューヨーク』(ラブ・イン・ニューヨーク、原題:Night Shift)は1982年公開のアメリカ合衆国のコメディ映画。ロン・ハワードの初期監督作品のうちの一つである。
ラブ IN ニューヨーク | |
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Night Shift | |
監督 | ロン・ハワード |
脚本 |
ローウェル・ガンツ ババルー・マンデル |
製作 | ブライアン・グレイザー |
製作総指揮 | ドン・クランズ |
出演者 |
ヘンリー・ウィンクラー マイケル・キートン シェリー・ロング |
音楽 | バート・バカラック |
主題歌 | ロッド・スチュワート「That's What Friends Are For」 |
撮影 | ジェームズ・スレーブ |
編集 |
ロバート・J・カーン・ジュニア ダニエル・P・ハンリー マイケル・ヒル |
製作会社 | ザ・ラッド・カンパニー |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1982年6月30日 1983年11月19日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $21,095,638[1] |
前作 | バニシングIN TURBO |
次作 | スプラッシュ |
本作品ではハワードが俳優時代のTV出演作「ハッピーデイズ」の共演者ヘンリー・ウィンクラーを主演に招き、マイケル・キートン、シェリー・ロングが共演。(ロン・ハワード映画にいつも出演している)クリント・ハワードも顔を見せている他、ケヴィン・コスナーが「Frat Boy #1」として短いシーンに登場し、後に「ビバヒル」に主演するシャナン・ドハーティー、翌年にPV「スリラー」でマイケル・ジャクソンを共演するオーラ・レイらが登場し、そしてヴィンセント・スキャヴェリがウィンクラーの演じる登場人物にサンドイッチを配達する人物を演じている。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替(初回放送1988年11月16日 TBS『水曜シネマパラダイス』)
- ヘンリー・ウィンクラー(安原義人):チャック・ラムリー
- マイケル・キートン(大塚芳忠):ビル・ブラゼホフスキ
- シェリー・ロング(高島雅羅):ベリンダ・キートン
- ジーナ・ヘクト:シャーロット・クーグル
- パット・コーリイ:エドワード・グーグル
- ボビー・ディ・チッコ:レナード
- ニタ・タルボット:ヴィヴィアン
- バジル・ホフマン:ドロールハウザー
- ティム・ロソヴィッチ:ルーク
- クリント・ハワード:ジェフリー
- ジョー・スピネル:マネッティ
- シェリル・カーター:ターニャ
- イルディコ・ジャイド:ジョイス
- オーラ・レイ:ドーン
- モニーク・ガブリエル:テシー
- バーバラ・アン・グリミス:クーグル夫人
- リチャード・ベルザー:ピッグ
- ドーン・ダンラップ:マキシーン
- グランド・ブッシュ:ムスタファ
- ヴィンセント・スキャヴェリ:カール
- ケヴィン・コスナー:フラット・ボーイ1
- シャナン・ドハーティ:ブルーバード
主題歌
編集音楽はバート・バカラックが作曲し、挿入歌の作詞は当時の夫人キャロル・ベイヤー・セイガーが担当したのも話題となり、サントラLP盤も注目を集めたが、未CD化。
シングル・カットされたオーニング・テーマは、デビュー曲で注目された「ミスティ・ハート」をクォーターフラッシュが担当し、スマッシュ・ヒットなった。この歌ではバンド・リーダーのマーブ・ロスが作曲に参加。この歌は、97年リリースのベスト盤に収録され初CD化。
エンディング・テーマ「That's What Friends Are For」はロッド・スチュワートがしっとりと歌いあげ、感動的に締めくくったが、特にシングル化されずファンの間で密かに親しまれていた。この曲は後にロッドのベスト盤「Encore: The Very Best of - Vol. 2」に収録された。
なおこの歌は、1985年に、ディオンヌ&フレンズ(ディオンヌ・ワーウィック、グラディス・ナイト、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー)がシングル「愛のハーモニー」としてカヴァーし、86年1月にはビルボード・トップ100に4週間1位となる大ヒットを記録。87年グラミー賞年間最優秀楽曲賞を受賞した。
出典
編集- ^ “Night Shift (1982)” (英語). Box Office Mojo. 2010年8月4日閲覧。