ラスベガスをやっつけろ
『ラスベガスをやっつけろ』(原題: Fear and Loathing in Las Vegas)は、1998年制作のアメリカ映画である。テリー・ギリアム監督。映画監督のアレックス・コックスが脚本で参加している。および原作となったゴンゾー・ジャーナリストであるハンター・S・トンプソンの同名小説。同名の室矢憲治翻訳版と山形浩生翻訳版の『ラスベガス☆71』がある。
ラスベガスをやっつけろ | |
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Fear and Loathing in Las Vegas | |
監督 | テリー・ギリアム |
脚本 |
テリー・ギリアム アレックス・コックス トニー・グリゾーニ トッド・デイヴィス |
原作 | ハンター・S・トンプソン |
製作 |
ライラ・ナバルシ パトリック・カサヴェッティ スティーヴン・ネメス |
製作総指揮 |
ハロルド・ブロンソン リチャード・フース パトリック・ワクスバーガー |
出演者 |
ジョニー・デップ ベニチオ・デル・トロ トビー・マグワイア |
音楽 | レイ・クーパー |
撮影 | ニコラ・ペコリーニ |
編集 | レスリー・ウォーカー |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ 東北新社 |
公開 |
1998年5月22日 1999年12月18日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $18,500,000[1] |
興行収入 | $10,562,300[1] |
ベニチオ・デル・トロは役のために体重を20キロ増やし、ジョニー・デップはラウルのモデルである原作者ハンター・S・トンプソンの付き人となって彼の仕草や癖をマスターし、髪を剃って彼と同じように禿頭にした。
サウンド・トラックの一部楽曲には布袋寅泰が参加している。
ストーリー
編集1971年、ジャーナリストのラウルと、弁護士のドクター・ゴンゾーは取材のためラスベガスへ向かう。彼らは車のトランクいっぱいにドラッグを詰め込み、ラスベガスに到着してからもドラッグ漬けで様々な騒動を起こす。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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VHS・旧DVD版 | BD・新DVD版 | ||
ラウル・デューク | ジョニー・デップ | 池田秀一 | 平田広明 |
ドクター・ゴンゾー | ベニチオ・デル・トロ | 谷口節 | 山路和弘 |
ヒッチハイカー | トビー・マグワイア | 坪井智浩 | 猪野学 |
ウェイトレス | エレン・バーキン | 相楽恵美 | 深見梨加 |
ハイウェイ・パトロール | ゲイリー・ビジー | ||
ルーシー | クリスティーナ・リッチ | 佐々木花子 | 小林沙苗 |
雑誌記者 | マーク・ハーモン | 堀内賢雄 | |
テレビリポーター | キャメロン・ディアス | 園田恵子 | 沢海陽子 |
ホテルのフロント係 | キャサリン・ハモンド | ||
L・ロン・バンクイスト | マイケル・ジェッター | 水野龍司 | |
見世物小屋の口上師 | ペン・ジレット | ||
ラセルダ | クレイグ・ビアーコ | 津田英三 | |
ロード・パーソン | ライル・ラヴェット | ||
ヒッピー | フリー | 西谷修一 | |
スヴェン | クリストファー・メローニ | 石狩勇気 | |
判事 | ハリー・ディーン・スタントン | 楠見尚己 | 中村和正 |
警察本部長 | トロイ・エヴァンス | 西村太佑 | |
本人役 | デビー・レイノルズ | 梅田貴公美 | |
メイドのアリス | ジェニット・ゴールドスタイン | 磯辺万沙子 | |
小さなウェイター | ヴァーン・トロイヤー | ||
ホテルのフロント係 | グレゴリー・イッツェン | ||
蛙の目を持つ女 | ラレイン・ニューマン | ||
ベルボーイ | マイケル・ウォーウィック | 河相智哉 | |
その他 | — | くわはら利晃 宝亀克寿 |
こねり翔 杉山滋美 宮本克哉 渡邊隼人 後藤光祐 阿川りょう 水越健 |
補記
編集参考文献
編集- ^ a b “Fear and Loathing in Las Vegas”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年5月3日閲覧。
関連項目
編集- Fear, and Loathing in Las Vegas - 本作の原題を由来とする日本のロックバンド。