ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男
『ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男』(原題:A Kind of Murder)は、パトリシア・ハイスミスが1954年に上梓した小説『妻を殺したかった男』を原作として2016年に公開されたアメリカ合衆国のミステリ映画である。監督はアンディ・ゴダード、主演はパトリック・ウィルソンが務めた。
ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男 | |
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A Kind of Murder | |
監督 | アンディ・ゴダード |
脚本 | スーザン・ボイド |
原作 | パトリシア・ハイスミス『妻を殺したかった男』(河出書房新社) |
製作 |
スーザン・ボイド ケリー・マコーミック クリスティーン・ヴェイコン テッド・ホープ |
製作総指揮 |
スティーヴン・ヘイズ ピーター・グレアム ジョン・ジェンクス アレクサ・セリグマン ジョー・シンプソン ジェイ・テイラー マーク・シャバーグ ニック・マイヤー ダビド・イノホサ ダーレン・デメトレ |
出演者 |
パトリック・ウィルソン ジェシカ・ビール ヴィンセント・カーシーザー ヘイリー・ベネット |
音楽 |
ダニー・ベンジー ソーンダー・ジュリアーンズ |
撮影 | クリス・シーガー |
編集 | ジェーン・リッツォ |
製作会社 |
キラー・フィルムズ シエラ・ピクチャーズ 20dbフィルムズ エレクトリック・シャドー・カンパニー ブルーPM |
配給 |
マグノリア・ピクチャーズ カルチュア・パブリッシャーズ |
公開 |
2016年12月16日 2017年2月18日 |
上映時間 | 95分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $91,149[2] |
あらすじ
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
建築家のウォルター・スタックハウスは気難しい妻、クララにいつも振り回されていた。そんなある日、地元で女性が何者かに殺害される。その事件に関心を持ったウォルターは被害者の夫に会いに行くが、まもなくクララも何者かに殺害され、刑事のローレンス・コービーがその捜査を担当することになる。捜査の過程で、コービーは無関係のように思えた2つの事件に繋がりを見出していく。
キャスト
編集- パトリック・ウィルソン - ウォルター・スタックハウス
- ジェシカ・ビール - クララ・スタックハウス
- ヴィンセント・カーシーザー - ローレンス・コービー刑事
- ヘイリー・ベネット - エリー・ブリース
- エディ・マーサン - マーティ・キメル
- ジョン・オスベック - ジョン・カー
- ラデック・ロード - トニー・リッコ
- クリスティーン・ダイ - クローディア
製作
編集2013年2月22日、アンディ・ゴダードが本作の監督に起用されたと報じられた[3]。2014年5月8日、パトリック・ウィルソン、ジェシカ・ビール、イモージェン・プーツ、トビー・ジョーンズの出演が決まったとの報道があった[4]。11月、プーツとジョーンズの降板を受けて、ヘイリー・ベネットとエディ・マーサンがその代役を務めることになった[5][6]。
撮影・音楽
編集本作の主要撮影は2014年11月17日にオハイオ州シンシナティで始まり[7]、同年12月16日に終了した[8]。2015年6月30日、ダニー・ベンジーとソーンダー・ジュリアーンズが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[9]。
公開・興行収入
編集2016年4月17日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[10]。11月15日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。12月16日、本作は全米3館で限定公開され、公開初週末に978ドル(1館当たり326ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場77位となった[12]。
評価
編集本作に対する批評家の評価は伸び悩んでいる。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには17件のレビューがあり、批評家支持率は35%、平均点は10点満点で4.86点となっている[13]。また、Metacriticには7件のレビューがあり、加重平均値は50/100となっている[14]。
原作
編集- パトリシア・ハイスミス『妻を殺したかった男』佐宗鈴夫訳、河出文庫、1991年
出典
編集- ^ “ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男”. 映画.com. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “A Kind of Murder (2016)”. The Numbers. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Andy Goddard To Helm ‘The Blunderer’”. Deadline.com (2013年2月22日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Cannes: Patricia Highsmith Novel ‘The Blunderer’ Lands Patrick Wilson, Jessica Biel Atop Cast”. Deadline.com (2014年5月8日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Haley Bennett Joins Patrick Wilson, Jessica Biel in Psychological Thriller (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2014年11月18日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Broadway’s Lesli Margherita Joins ‘One Shot’; Eddie Marsan Cast In ‘The Blunderer’ Adaptation”. Deadline.com (2014年11月24日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Meet the stars of 'The Blunderer'”. Cincinnati.com (2014年11月18日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “On the Set for 12/19/14: Emilia Clarke Wraps Voice from the Stone, Idris Elba Finishes Up Bastille Day & More”. SSN Insider (2014年12月22日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Danny Bensi & Saunder Jurriaans to Score ‘The Blunderer’”. Film Music Reporter (2015年6月30日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Tribeca 2016 Announces Lineups for Spotlight, Midnight, Special Screenings, and Tribeca/ESPN Sports Film Festival”. Tribeca Film Festival (2016年3月8日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “A Kind Of Murder - Official Trailer”. YouTube (2016年11月15日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “Domestic 2016 Weekend 51/December 16-18, 2016”. Box Office Mojo. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “A Kind of Murder”. Rotten Tomatoes. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “A Kind of Murder (2016)”. Metacritic. 2020年7月1日閲覧。