ヨルグ・ロスコフ(Jörg Roßkopf 1969年5月22日 - )は、ドイツヘッセン州ディーブルク出身の元卓球選手、指導者。1989年世界選手権男子ダブルス優勝、1992年バルセロナオリンピック男子ダブルス銀メダリスト。現卓球男子ドイツ代表監督。

ヨルグ・ロスコフ
ヨルグ・ロスコフ (2012年)
基本情報
ラテン文字 Jorg Rosskopf
愛称 ロッシー
生年月日 (1969-05-22) 1969年5月22日(55歳)
国籍 ドイツの旗 ドイツ
出身地 ディーブルク
選手情報
最高世界ランク 4位 (1992年8月)
利き腕
グリップ シェークハンド
フォア面ラバー 裏ソフト
バック面ラバー 裏ソフト
戦型 ドライブ攻撃型
ITTFサイト WTTプロフィール
獲得メダル
西ドイツの旗 西ドイツ/ドイツ
卓球
オリンピック
1992 バルセロナ 男子ダブルス
1996 アトランタ 男子シングルス
世界卓球選手権
1989 ドルトムント 男子ダブルス
1993 イェーテボリ 男子団体
1997 マンチェスター 男子団体
2004 ドーハ 男子団体
2006 ブレーメン 男子団体
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略歴

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1989年の世界選手権ドルトムント大会でシュテファン・フェッツナーと共に男子ダブルスで優勝する。決勝戦の前に、当時のクラブコーチに「ロッシーたちがすごいことになっているから来てくれ」と電話をかけて呼び出し、コーチの目の前で世界チャンピオンをつかみ取った。

1992年のヨーロッパ選手権ではシングルスで優勝。その年のバルセロナオリンピックでもフェッツナーとのダブルスで銀メダルを獲得した。

アトランタオリンピックでは、男子シングルスの3位決定戦で勢いのあったチェコのピーター・コルベルを破り、銅メダルを獲得した。

1986年からドイツブンデスリーガの1部リーグの名門ボルシア・デュッセルドルフに所属。デュッセルドルフの顔として2000年まで在籍した。晩年のチームメイトにはブラディミル・サムソノフや日本の松下浩二がいた。2000年から故郷に近いゲナンに移籍。ティモ・ボル田崎俊雄のチームメイトになり、田崎ともダブルスでプレーした。現在はユーリッヒに所属し、チームメイトに日本の高木和卓がいる。

ストイックに卓球に打ち込む姿勢から、ミスター・プロフェッショナルと呼ばれている。

プレースタイル

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前・中陣で鋭い両ハンドドライブを放ち、相手の攻撃に対してもカウンタードライブで応戦していく。時折放つ豪快なバックハンドドライブは強烈な印象を残す。

主な戦績

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外部リンク

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