ヨアキム・トリアー
ヨアキム・トリアー(Joachim Trier, 1974年3月1日 - )は、デンマークのコペンハーゲンで生まれ、ノルウェーで活動する映画監督で、ラース・フォン・トリアーの遠縁にあたる[1]。
ヨアキム・トリアー Joachim Trier | |||||||||||||||
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生年月日 | 1974年3月1日(50歳) | ||||||||||||||
出生地 | デンマーク コペンハーゲン | ||||||||||||||
職業 | 映画監督 | ||||||||||||||
活動期間 | 2006年 - 活動中 | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
『テルマ』 『わたしは最悪。』 | |||||||||||||||
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略歴
編集2006年に『Reprise』で長編監督デビューを果たし、ノルウェー国内ではアマンダ賞やAamot Statuetteを受賞し[2][3]、さらにトロント国際映画祭、インタンブル、ロッテルダム、ミラノ、カルロヴィヴァリで上映され、国際的知名度を得た[4]。
長編監督2作目『オスロ、8月31日』は第64回カンヌ国際映画祭のある視点部門でプレミア上映され[5][6]、第84回アカデミー賞外国語映画賞のノルウェー代表候補の3本のうち1本であったが、最終的には選ばれなかった[7]。上記2作は「オスロ三部作」の内の1作目と2作目に当たる。
2015年に公開された第3作目の『母の残像』は第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、2016年のアマンダ賞では監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞。同年に本作が日本で初めて公開となった[8]。
2021年の第4作目にして「オスロ三部作」の最終章に当たる『わたしは最悪。』では、主演を務めたレナーテ・レインスヴェが第74回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞し、第94回アカデミー賞では自身の脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされた。
主な作品
編集映画
編集参考文献
編集- ^ “Joachim Trier interview: 'Thelma is a new take on body horror'”. The Independent. 2021年9月14日閲覧。
- ^ Svendsen, Trond Olav. "Amandaprisen". Store norske leksikon (ノルウェー語). Oslo: Kunnskapsforlaget. 2010年3月7日閲覧。
- ^ Svendsen, Trond Olav. "Aamotstatuetten". Store norske leksikon (ノルウェー語). Oslo: Kunnskapsforlaget. 2010年3月7日閲覧。
- ^ Langlo, Jan. Amås, Knut Olav. ed (ノルウェー語). Hvem er hvem?. Oslo: Aschehoug. pp. 599–600
- ^ “Festival de Cannes: Official Selection”. Cannes. 2011年4月16日閲覧。
- ^ “Cannes film festival 2011: The full lineup”. guardian.co.uk. 2011年4月16日閲覧。
- ^ “Norway names three Oscar candidates”. norwegianfilms. 2011年8月18日閲覧。
- ^ a b c “ラース・フォン・トリアーの甥が手がけたカンヌ出品作「母の残像」公開決定”. 映画.com. (2016年9月14日) 2016年9月14日閲覧。