ユータ松尾(ユータまつお、1989年9月9日 - )は、日本プロボクサー青森県出身。ワールドスポーツボクシングジム所属。かつては国際ボクシングスポーツジムに所属していた[3]

ユータ松尾
基本情報
本名 松尾 雄太
階級 スーパーフライ級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1989-09-09) 1989年9月9日(35歳)
出身地 青森県[1]
スタイル オーソドックス[2]
プロボクシング戦績
総試合数 22
勝ち 15
KO勝ち 8
敗け 5
引き分け 2
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人物

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ボクシングははじめの一歩を読んで小学5年生から始めた[4]

青森商業高校東洋大学を経て国際ボクシングスポーツジムに入門[5]

来歴

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2012年8月13日に後楽園ホールにて本名の松尾雄太で及川太郎とフライ級4回戦を戦い、3回2分59秒TKO勝ちでデビュー戦を白星で飾った[6]が、2013年11月1日に後楽園ホールで行われた「第1回DANGANスペシャルA級トーナメント準決勝」にて鈴木武蔵とフライ級6回戦を行い、6回0-3(57-58、56-59、55-60)の判定負けでプロ初黒星を喫した[7]

その後2014年12月18日に後楽園ホールで行われた「DANGAN118」にて日本フライ級10位の堀陽太とフライ級8回戦を行い、8回3-0(77-74、78-74、78-73)の判定勝ちを収めた[8]。 この勝利でJBCの発表した最新ランキングで初めてフライ級日本ランク入りを果たす[9]

また2016年10月の試合からリングネームをユータ松尾に代えて、2017年1月にはワールドスポーツボクシングジムへ移籍[10]。同年2月28日に後楽園ホールで日本フライ級2位の黒田雅之と日本フライ級暫定王座決定戦を行い、10回(94-96、94-97、93-97)判定負けで日本王座獲得に失敗した[11]

そして2018年10月12日に後楽園ホールで開催された「日本タイトル最強挑戦者決定戦」にてレイ・オライスとスーパーフライ級8回戦を戦い、5回1分15秒KO勝ちを収めて日本タイトルへの挑戦権を獲得した[12]

2019年4月21日、大阪府立体育会館第2競技場で日本スーパーフライ級王者の奥本貴之日本スーパーフライ級タイトルマッチを行い、10回0-2(93-97、94-96、95-95)で判定負けを喫し、王座獲得とはならなかった[13]

2019年12月22日、再起戦が日本スーパーフライ級王座挑戦者決定戦となり、大阪府立体育会館第二競技場で日本同級1位の久高寛之と対戦し、10回1-1(76-76、76-75、75-76)で引き分けとなるも、優勢点で松尾が上回り、挑戦権を獲得した[14]

2020年7月22日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級王者の中川健太に挑戦するも、9回1分55秒に両選手の傷が原因で試合が終わり、9回1分55秒0-3(84-88×2、83-88)で判定負けを喫し、王座獲得に失敗した[15]

獲得タイトル

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戦績

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  • アマチュアボクシング - 65戦40勝25敗
  • プロボクシング - 22戦15勝5敗2分(8KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2012年8月13日 勝利 3R 2:59 TKO 及川太郎(八王子中屋)   日本 プロデビュー戦
2 2012年11月29日 勝利 1R 0:41 TKO ウィルサルットレック・コラートスポーツスクール   タイ
3 2013年3月27日 勝利 2R 0:37 TKO クンポンレックス・ウォーウィッタヤ   タイ
4 2013年5月21日 勝利 5R 判定3-0 佐藤拓茂(石神井スポーツ)   日本
5 2013年8月7日 勝利 5R 判定2-1 及川太郎(八王子中屋)   日本 2013年度B級トーナメント決勝
6 2013年11月1日 敗北 6R 判定0-3 鈴木武蔵(帝拳   日本 A級トーナメント
7 2014年5月28日 引分 8R 判定1-1 殿村雅史 (角海老宝石   日本
8 2014年8月4日 勝利 4R 2:25 KO 石川雄策(角海老宝石)   日本
9 2014年12月18日 勝利 8R 判定3-0 堀陽太(横浜光   日本
10 2015年5月10日 敗北 8R 判定1-2 アーデン・ディアレ   フィリピン
11 2015年8月10日 勝利 5R 2:30 TKO 新井雄大(渡嘉敷)   日本
12 2015年12月5日 勝利 8R 判定3-0 堀陽太(横浜光)   日本
13 2016年2月11日 勝利 8R 判定2-1 藤北誠也三迫   日本
14 2016年6月9日 勝利 2R 2:05 TKO 渡邉秀行(郡山)   日本
15 2016年10月25日 勝利 8R 判定3-0 大保龍斗横浜さくら   日本
16 2017年2月28日 敗北 10R 判定0-3 黒田雅之川崎新田   日本 日本フライ級暫定王座決定戦
17 2017年11月10日 勝利 2R 1:59 TKO 中根一斗(レイスポーツ)   日本
18 2018年4月26日 勝利 8R 判定2-1 福永亮次宮田   日本
19 2018年10月12日 勝利 5R 1:15 KO レイ・オライス(FLARE山上)   フィリピン 2018年度日本スーパーフライ級最強挑戦者決定戦
20 2019年4月21日 敗北 10R 判定0-2 奥本貴之グリーンツダ   日本 日本スーパーフライ級タイトルマッチ
21 2019年12月22日 引分 10R 判定1-1 久高寛之仲里   日本 日本スーパーフライ級王座挑戦者決定戦/優勢点で松尾が挑戦権獲得
22 2020年7月22日 敗北 9R 1:55 負傷判定0-3 中川健太三迫   日本 日本スーパーフライ級タイトルマッチ
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脚注

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  1. ^ ユータ(松尾雄太) JSBM
  2. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】スーパーフライ級 (52.16 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. ^ ユータ松尾、天国の高橋会長に捧げる勝利「会長の前で…」 スポニチ 2018年10月12日
  4. ^ 仕事が楽しい人File.67:松尾雄太さん(プロボクサー) h-mbo
  5. ^ 本人のTwitter Twitter
  6. ^ 2012年8月試合結果 日本ボクシングコミッション
  7. ^ 第1回DANGANスペシャルA級トーナメント ボクシングモバイル
  8. ^ 藤本京太郎がノンタイトル戦に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月18日
  9. ^ 日本ランキング更新 ボクシングモバイル
  10. ^ 帝拳沖縄キャンプ写真、日本ランカー移籍情報 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月12日
  11. ^ 黒田雅之が2階級制覇、日本フライ級暫定王座決定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月28日
  12. ^ 井上浩樹が12連勝 6階級で日本王座挑戦者決定 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年10月12日
  13. ^ 奥本貴之が接戦制してV2 日本S・フライ級 Boxing News(ボクシングニュース)2019年4月21日
  14. ^ ユータ松尾が日本SF級挑戦者に 久高ドローに泣く Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月22日
  15. ^ 中川健太が負傷判定勝ち 日本S・フライ級V1 三迫ジムは日本王者 史上最多の6人キープ Boxing News(ボクシングニュース)2020年7月22日

関連項目

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外部リンク

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