ユヴェントス・スタジアム
ユヴェントス・スタジアム (Juventus Stadium) は、イタリアのトリノ郊外にあるスタジアム。セリエAに所属するユヴェントスFCのホームスタジアム。イタリア初のクラブ所有の独自スタジアムである。2017年からアリアンツがネーミングライツを取得して、アリアンツ・スタジアム (Allianz Stadium) と呼称されている[3]。ただし、UEFA主催大会などの際にユヴェントス・スタジアムとなる。
ユヴェントス・スタジアム アリアンツ・スタジアム | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 |
Str. Com. di Altessano 131 10151 Torino Piemonte Italy |
位置 | 北緯45度6分34.42秒 東経7度38分28.54秒 / 北緯45.1095611度 東経7.6412611度座標: 北緯45度6分34.42秒 東経7度38分28.54秒 / 北緯45.1095611度 東経7.6412611度 |
起工 | 2009年3月1日 |
開場 | 2011年9月8日[1] |
所有者 | ユヴェントスFC |
運用者 | ユヴェントスFC |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105 x 68 m |
建設費 | € 1億500万 [2] |
設計者 |
Hernando Suarez Gino Zavanella |
建設者 | Massimo Majowiecki |
使用チーム、大会 | |
ユヴェントスFC (2011-現在) | |
収容人員 | |
41,000人 [1] |
概要
編集ユヴェントスとトリノのホームスタジアムであるスタディオ・デッレ・アルピを取り壊し、2009年3月1日に起工。セリエA、2011-12シーズンから使用されている。陸上トラックは完全に撤去され、約41,000人が収容できるスタンドとの距離は非常に近く、ピッチから最も近い席で7.5m、最も遠い席で49mしか離れておらず、この点がデッレ・アルピから大幅に改善された。また、同敷地内には、クラブのオフィシャルショップやショッピングモールも併設されており、収容人数を減らしたにもかかわらず、スタジアムからの収入はデッレ・アルピ時代と比較して3倍以上になり、収益面でも大きな効果が出た。[4]
こけら落としは、2011年9月8日に世界最古のクラブであるノッツ・カウンティとの親善試合で、往年の名選手らも出席した大々的なオープニングセレモニーを終えた後に行われた。試合は、後半53分にクアッリャレッラに対するファウルで得たPKをトーニが一度はGKに止められるが、自らこぼれ球を押し込み、これが新スタジアムでの初ゴールとなった。また、最初の公式戦は、2011年9月11日に行われた第2節のパルマ戦で、リヒトシュタイナーが前半17分に決めたゴールが公式戦初ゴールとなった。
2014年にUEFAヨーロッパリーグ決勝が開催された [5]。
2016年6月1日、アリアンツが命名権を買い取り、2017年7月1日からアリアンツ・スタジアムとする事を発表した[3]。
脚注
編集- ^ a b “Juventus FC: Il nuovo stadio”. 2009年10月30日閲覧。
- ^ “Secondo accordo con l'Istituto per Credito Sportivo per il finanziamento di ulteriori opere nell'ambito dell'area del nuovo stadio” (Italian). Juventus.com. (14 May 2010). オリジナルの2012年7月2日時点におけるアーカイブ。 18 September 2011閲覧。
- ^ a b “Call it Allianz Stadium”. (01 June 2017) 02 June 2017閲覧。
- ^ “ユベントス・スタジアム〜イタリア・サッカー場の問題点〜”. スポーツニッポン (2012年3月2日). 2012年9月3日閲覧。
- ^ http://www.goal.com/en-india/news/464/europa-league/2012/03/21/2980483/juventus-stadium-to-stage-2014-europa-league-final
関連項目
編集外部リンク
編集先代 アムステルダム・アレナ アムステルダム |
UEFAヨーロッパリーグ 決勝戦会場 2014 |
次代 ワルシャワ国立競技場 ワルシャワ |