ヤマナサウルス

ティタノサウルス類の恐竜

ヤマナサウルス(学名 Yamanasaurus 「ヤマナ(発見場所)のトカゲ」の意味)は、エクアドルリオプラヤス累層から発見され、後期白亜紀カンパニアン期からマーストリヒチアン期に生息していたティタノサウルス類恐竜。ヤマナサウルスはこの「ヤマナサウルス・ロジャエンシス」の一種のみ知られており、また2019年に記載された恐竜の一種。

ヤマナサウルス
ヤマナサウルスの想像復元図
地質時代
後期白亜紀カンパニアン期からマーストリヒチアン期,
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 竜脚形亜目 Sauropodomorpha
下目 : 竜脚下目 Sauropoda
階級なし : マクロナリア Macronaria
階級なし : ティタノサウルス類 Titanosauria
階級なし : リトストティア Lithostrotia
: サルタサウルス科 Saltasauridae
亜科 : サルタサウルス亜科 Saltasaurinae
: ヤマナサウルス属 Yamanasaurus
学名
Yamanasaurus lojaensis
Apesteguía et al., 2019
下位分類(

概要

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エクアドルの恐竜としては、初めて正式に記載された恐竜。ペルーとの国境から少し離れたエクアドル南部で2017年に上腕骨、尺骨、脛骨、2仙椎、尾骨の断片からなる化石が発見された。サルタサウルスに近い種と考えられている。推定全長は約6メートルから7メートルだが、化石が断片的なものしか発見されていない為、正確な全長は不明[1]

脚注

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  1. ^ 小林快次『新発見の恐竜大集合!』講談社講談社文庫

関連項目

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