ヤナギブソン

日本のお笑いタレント、漫談家

ヤナギブソン1976年3月25日 - )は、吉本興業に所属する日本お笑いタレント漫談家。本名:柳谷 学(やなぎたに まなぶ)[1]。お笑いユニットザ・プラン9のメンバーで担当はツッコミピン芸人としても活動している。愛称は「ギブソン(さん)」、「ギブちゃん」、「ザ」。『R-1ぐらんぷり』2003・2012・2013ファイナリスト。

ヤナギブソン
本名 柳谷 学(やなぎたに まなぶ)
生年月日 (1976-03-25) 1976年3月25日(48歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府大阪市阿倍野区
血液型 A型
身長 168cm
言語 日本語
方言 大阪弁
最終学歴 追手門学院大学卒業
出身 NSC大阪校17期
コンビ名 君と僕(2001年解散)
グループ名 ザ・プラン9
相方 お〜い!久馬
浅越ゴエ
コヴァンサン
きょうくん
爆ノ介
芸風 コント漫談フリップ芸
事務所 吉本興業
活動時期 1997年 -
同期 バイきんぐ
ガリットチュウ
佐久間一行
青空
ゴリけん など
配偶者 既婚(2006年)
公式サイト プロフィール
受賞歴
2001年 第22回ABCお笑い新人グランプリ 審査員特別賞(君と僕)
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経歴

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1976年3月25日生まれ。出身は大阪府大阪市阿倍野区大阪府立住吉高等学校追手門学院大学卒業[2][3]

大学卒業後NSC大阪校17期生として入学。同期にはバイきんぐ(のちに他事務所へ移籍)や青空ゴリけん等がいる。NSC時代に漫才コンビ「君と僕」を結成、のち2001年に解散。コンビ解散後の2002年4月、なだぎ武(当時灘儀武名義、元スミス夫人)と共にザ・プラン9に加入。元々トリオだったザ・プラン9はここから5人体制のユニットとして本格活動を開始。加入当初は他のメンバーより芸歴が短いせいで吉本側から正式加入を認められず、サポートメンバーと言う扱いだった[4]

ザ・プラン9としては、2004年『第34回NHK上方漫才コンテスト』にて優秀賞を受賞し[5]、2006年には『M-1グランプリ2006』の決勝戦に進出して9組中7位(597点)となる[6]。また、ピン芸人としてはR-1ぐらんぷりに出場し3度の決勝進出を果たす(2004年、2012年、2013年)。

芸風

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主なスタイルはツッコミ及びツッコミボケ。漫談フリップ芸大喜利等も得意とする[7][8]

どうでもいい話題(妻との馴れ初め等)を振られた際に、真面目に長々と語り「……って、こんな話『誰が興味あんねん』!」と一人ツッコミをすることを持ちギャグとしている。更にその話題に共演者が興味ある素振りを見せると「いや、この話興味を持ってたらダメなんですよ!」と被せる発展形もある。

音楽洋楽日本語ラップ)や将棋などに造詣が深く、他にも政治哲学パンけん玉など守備範囲が広い。そのためバラエティ番組以外にもコメンテーターリポーターとしても出演することも多い。本人は「知識は浅く、幅広くやらせてもらってます。幅です。羽場裕一です」と語っている[9][10][11][12][13]

人物

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趣味・特技

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家族

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エピソード

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  • 芸名の由来はギターメーカーのギブソンからではなく、「本名の柳谷(やなぎたに)を俳優のメル・ギブソンっぽい名前に変えた」と語っている[19]
  • 2018年5月2日に「ギターメーカー“ギブソン”の経営破綻」のニュースが報じられた際にTwitter上では「ヤナギブソンは大丈夫か?」や「ヤナギブソンはこの件に関してまだコメントしていない」などの声があがった。それに対しては「僕は大丈夫です」とツイートしたと語っている[19]
  • ゆりやんレトリィバァがデビューする前から交流があり、ゆりやんはヤナギブソンのことを「産みの親」と慕っている[20]
  • 茨木市で開催されたお笑いライブにヤナギブソンが特別審査員として参加。そこにゆりやん(当時養成所所属中)が出演したものの何の賞にもひっからなかったが、ヤナギブソンが「ゆりやんにどうしても賞をあげたい」と急遽「ヤナギブソン賞」を贈呈し高く評価した[21]
  • 30年間共に暮らした祖母には名前(本名=まなぶ)をなかなか覚えてもらえず、ずっと「まさる」と呼ばれていた。更に4年に一度「みのる」と呼ばれ、30年のうち2度「まさのぶ」と呼ばれたこともある[22]

賞レース成績・受賞歴など

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R-1ぐらんぷり

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結果 エントリーNo. 決勝戦キャッチコピー 備考
2002年 予選敗退
2004年 決勝敗退 170 コントユニットザ・プラン9からの第二の使者
一人大喜利王
当時は優勝者以外の発表なし
2005年 準決勝敗退
2006年 準決勝敗退
2007年 準決勝敗退
2008年 準決勝敗退
2009年 サバイバルステージ敗退 5位
2010年 準決勝敗退
2011年 準決勝敗退
2012年 決勝敗退 3593 3人目の技巧派芸人 Cブロック 3位
2013年 決勝敗退 1935 3人目の技巧派芸人 Aブロック 2位
2014年 準決勝敗退
2015年 準決勝敗退
2016年 3回戦敗退
2017年 準々決勝敗退
2018年 準々決勝敗退
2019年 不参加
2020年 不参加
2024年 準々決勝敗退

その他

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出演

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テレビ

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ラジオ 

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ネット番組

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脚注

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  1. ^ Inc, Natasha. “ヤナギブソン”. お笑いナタリー. 2021年5月24日閲覧。
  2. ^ 住吉高等学校(大阪府)出身の有名人”. みんなの高校情報. 2021年5月24日閲覧。
  3. ^ 卒業生のヤナギブソンも出演!中高大一体でイベント開催 |追手門学院大学”. 追手門学院大学. 2021年5月24日閲覧。
  4. ^ 『お笑いtyphoon! Japan』エンターブレイン、2004年1月1日。 
  5. ^ 第34回NHK上方漫才コンテストで浅越ゴエさんのザ・プラン9が優秀賞!! | 立命館大学校友会”. 2021年5月24日閲覧。
  6. ^ オートバックス M-1グランプリ2006”. www.asahi.co.jp. 2021年5月24日閲覧。
  7. ^ (日本語) 『問題』 ザ・プラン9 ヤナギブソン, https://www.youtube.com/watch?v=srcrrFWFyWU 2021年5月24日閲覧。 
  8. ^ (日本語) 【芸人】連発! 誰が興味あんねん! 〜ヤナギブソン YouTube大喜利ダイジェスト〜, https://www.youtube.com/watch?v=hx-iojruUjo 2021年5月24日閲覧。 
  9. ^ アルキモッテFREESTYLE - YouTube”. www.youtube.com. 2021年5月24日閲覧。
  10. ^ よしもと部活動プロジェクト ブカツ!”. よしもと部活動プロジェクト ブカツ!. 2021年5月24日閲覧。
  11. ^ ヤナギブソン 野党の国会追及に苦言 週刊誌報道発端「絶対正しいと限らない」(デイリースポーツ)”. Yahoo!ニュース. 2021年5月24日閲覧。
  12. ^ 本の感想 「最強哲学入門 東洋哲学編」 - ヤナギブソンの誰が興味あんねんLIFE”. stand.fm. 2021年5月24日閲覧。
  13. ^ ヤナギブソンはInstagramを利用しています:「拒否」”. Instagram. 2021年5月24日閲覧。
  14. ^ a b ザ・プラン9 プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2021年5月24日閲覧。
  15. ^ Facebookにログイン”. Facebook. 2021年5月24日閲覧。
  16. ^ ヤナギブソン、放送500回記念で家族旅行「申し訳ない」 » Lmaga.jp”. Lmaga.jp (2020年10月19日). 2021年5月24日閲覧。
  17. ^ (日本語) ヤナギブソンの(ザ・プラン9)すべらない話 【おばあちゃん】, https://www.youtube.com/watch?v=qhnFze5uMnE 2021年5月24日閲覧。 
  18. ^ 人志松本のすべらない話”. www.fujitv.co.jp. 2021年5月24日閲覧。
  19. ^ a b MBSトピックス”. MBSラジオ AM1179 FM90.6. 2021年5月24日閲覧。
  20. ^ 「新しい環境が本当に嫌だった…」ゆりやんレトリィバァを変えた“以心伝心”の意識 (1)”. マイナビニュース (2021年4月2日). 2021年5月24日閲覧。
  21. ^ ゆりやんレトリィバァ、肩書は“MC”ではなく“いらんことしい” 「先輩がしてくれたように…」と本音も<インタビュー>(ザテレビジョン)”. Yahoo!ニュース. 2021年5月24日閲覧。
  22. ^ (日本語) ヤナギブソンの(ザ・プラン9)すべらない話 【おばあちゃん】, https://www.youtube.com/watch?v=qhnFze5uMnE 2021年5月24日閲覧。 
  23. ^ 発信Live ジモトノチカラ!”. BSよしもと (2024年7月). 2024年6月23日閲覧。

外部リンク

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