ヤッターマン外伝 ボケボケボヤッキー
『ヤッターマン外伝 ボケボケボヤッキー』(ヤッターマンがいでん ボケボケボヤッキー)は、萬屋不死身之介による日本の漫画作品。『月刊コロコロコミック』(小学館)にて2008年2月号より2010年1月号まで連載された。また、『別冊コロコロコミック』(小学館)でも連載され、こちらは2008年6月号より2010年2月号まで連載された。
概要
編集この漫画は『ヤッターマン』の漫画作品の中では珍しくボヤッキーが主人公の漫画で、オモッチャマもボヤッキーに続いて主役である。
1巻はアニメをボヤッキー視点で描いたものだったが、2巻以降はアニメとはかけ離れたものとなっている。3巻以降はボヤッキーに性格の変化が見られている(一人称が3巻の前半までは「私」だったが、後半以降「俺」に変わった)。
登場人物
編集- ボヤッキー
- 今作の主人公。よく悲惨な目に遭う。かなり人間離れした体をしており、痩せようとして馬になったり、物体に魂を移動させることができる。オモッチャマによく狙われたり、ツッコミ役をすることもあったり、自分をイケているとよく誤解する。
- オモッチャマ
- アニメと性格が異なり、残酷である。初めてボヤッキーと会って以来、彼を追っては酷い目に遭わせる。自分でヤッターメカを作ったこともある。今作ではアニメと異なる設定が多く、サイコロ以外のボディに変化できたり、兄がいたり、怒りが最大になると大仏のような顔になってしまう。顔が激しく変化するのは感情に合わせてシールを張り替えていたため。最終話ではこの漫画に登場した全てのキャラ(ボヤッキー除く)が彼と同じ姿のロボットだというオチになっている。
- ヤッターマン
- 今作ではツッコミ担当である。ほぼすべての話に登場するが、あまり出番は多くない。
- ドロンジョ
- ボヤッキーの行動にいつもあきれている。ツッコミ担当。
- トンズラー
- 力こそあるものの、勝手な理由で先に帰ってしまう。
- おだてブタ
- 一度だけドロンボー一味のボスになったことがある。乾電池で動いている。
- その他ヤッターメカ
- ヤッターメカは出番が結構少ない。1巻以降ずっと放置されており、最終的にヤッターワンはボロボロになってしまっていた。
- ドクロベェ
- 2巻まで登場していたが、3巻以降、まったく登場しなくなってしまう。
漫画オリジナルのキャラ
- ハム助
- ハムスター。ボヤッキーのペットであり、少しだけ登場する。
- ヤッターオッサン
- オモッチャマの作ったヤッターメカ。結構弱いが、リストラという言葉を聴いただけで暴走する。
- ヤッターオバサン
- オモッチャマの作ったヤッターメカ。
- なぞの男
- ボヤッキー達の前にたまに現れる。パンツしかはいていない。
- 神
- 最終話にドクロリングすべてを集めたボヤッキー達の前に現れた。落書きのように雑な姿である。