メネギニ鉱
メネギニ鉱(Meneghinite)は、組成CuPb13Sb7S24の硫塩鉱物である[2]。
メネギニ鉱 | |
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ボッティノ鉱山で産出したメネギニ鉱の双晶, 1.1 x 0.4 x 0.2 cm | |
分類 | 硫塩鉱物 |
シュツルンツ分類 | 02.HB.05b |
化学式 | CuPb13 Sb7S24 |
結晶系 | 斜方晶 |
晶癖 | プリズム状から針状 |
へき開 | {010} 完全 |
断口 | 貝殻状 |
粘靱性 | 脆い |
モース硬度 | 2½ |
光沢 | 金属質 |
色 | 黒みがかった鉛灰色 |
条痕 | 黒色に輝く |
透明度 | 不透明 |
比重 | 6.36 |
多色性 | 弱い |
文献 | [1][2] |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
結晶は斜方晶系でモース硬度は2.5、1完全へき開で、貝殻状に砕ける。黒みがかった鉛灰色で、黒色に輝く条痕を持つ。光沢は金属質である[2]。
イタリアのルッカ県で1852年に発見され[2]、この鉱物を最初に観察したピサ大学の地質学者ジュゼッペ・メネギーニの名前に因んで命名された[3]。ルッカ県のスタッツェーマにあるボッティノ鉱山が模式地である[2]。
出典
編集- ^ https://rruff.geo.arizona.edu/doclib/hom/meneghinite.pdf Handbook of Mineralogy
- ^ a b c d e Mindat information page for Meneghinite
- ^ The Brown Reference Group plc, ed (2007). “Meneghinite”. Treasures of the Earth. De Agostini UK Ltd. ISBN 0-7489-7995-6